岩手山
標高:2,038m
8月9日~11日

岩手山は東北の百名山で唯一登っていない山である。9日午後5時馬返し登山口に向け自宅を出発。総距離520キロで6時間半程掛かり11時半に到着。今夜は車中泊である。翌10日朝6時登山口を出発。山頂までの標高差は1400m程ありじっくり足を進める。途中分岐を新道に進む。比較的傾斜が緩く歩き易い。登山道には1合目、2合目…と表示がある。天気は雨が降ったり晴れたり安定しない。新道と旧道の合わさる7合目に着くと突然展望が開ける。傾斜の緩い登山道を10分程進むと8合目避難小屋に着く、避難小屋と言うより立派は山小屋である。登山口より4時間程掛かった。少し休憩を取った後、山頂に向かう。暫くお花畑が続く。段々傾斜がきつくなる。1時間程すると外輪山の尾根に出る。ここを左に曲がり山頂に向かう。右側の火口跡を見ながら強風の砂礫の登山道を進むと岩手山山頂である。ガスが少し掛かっていたが晴れ間も時々のぞかせた。砂山の様な山頂そして火口跡を見ると活火山そのものと言う感じである。先日登った浅間山山頂の雰囲気に良く似ている。下山時は天気が回復し登山道脇のコマクサやイワブクロ等の高山植物や周辺の展望を楽しみながら宿泊予定の8合目避難小屋までゆっくり下った。前夜は車中泊であまり眠れなかったがその夜はじっくり眠ることができた。11日朝4時半に起床しご来光を楽しんだ。昨日と異なり雲一つない快晴であった。ゆっくり朝食を採った後下山の途に着いた。7合目からは登りと異なる旧道を下山した。浮石があり急傾斜で歩き難い登山道であった。3時間程で馬返し登山口に着いた。殆ど空いていた駐車場が天気も良いせいか満杯状態であった。これで東北の百名山14座全て登ったことになる。天気を心配しながら自宅を出発したが思いの他天気も悪くなく絶好の山旅となった。

山頂から8号避難小屋までお花畑が続く

山頂を振り返る

雲海に昇るご来光

8合目避難小屋背後が岩手山

天気も回復快適な登山道

風の強い砂礫の山頂付近の登山道

石仏が登山道脇に並ぶ信仰の山

イワブクロ

下りの登山道

岩手山山頂

岩場の向こうは雲海 

登山口にある宮沢賢治の石碑

ご来光を待つ登山者

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浮き石の多い下山道

朝日に輝く岩手山

岩手山の雄姿

不動平の奇岩

下山時、眼下に8合目避難小屋

外輪山を左に向かい山頂へ

火口跡を外輪山が囲む

ガスの掛かった山頂付近

馬返し登山口