金峰山
山行日 | 04.5.1 | 天気 | 晴れ | 場所 | 山梨県 |
同行者 | S氏 | 標高 | 2,598m | 特徴 | 残雪あり |
登り:3時間30分 | 廻目平登山口(7:15)〜金峰山小屋(10:15〜10:30)〜山頂(11:00〜12:30) |
下り:2時間50分 | 山頂(12:30)〜金峰山小屋(12:50〜13:15)〜廻り目平登山口(15:45) |
山頂に聳える高さ15m程の五丈岩
五丈岩と背後に南アルプスの山並み
金峰山小屋を後に、花崗岩の大きな石を踏みながら山頂に向かった。はい松に囲まれた残雪の登山道を30分程登ると大きな石で敷き詰められた金峰山山頂に着いた。山頂は広く南側には巨大な五丈岩が聳えていた。素晴らしい山頂の雰囲気であった。我々は山頂で一番高い場所にある石の上で昼食をとった。
朝4時15分自宅を出た。高崎市のS氏宅に寄り、国道18号を長野方面へ向かった。佐久市を通り、海ノ口を左折し川端下にある廻目平の登山口に向かった。ここ廻目平は大きなキャンプ場でもあった。到着は7時であった。車は金峰山荘の少し先にあるゲートの手前の路肩に止めた。準備を整え7時15分登山口を出発した。千曲川の支流の西股沢沿いの林道を暫く歩いた。沢も雪解けのせいか水量が多かった。1時間程歩くと、沢沿いの道が細い登山道に変わった。砂防提の分岐から唐松の樹林帯に入った。この辺りの樹林帯は奥秩父の雰囲気だ。樹林帯の登山道は雪が凍りアイスバーンになっていた。何とかアイゼンを着けないで、登り続けた。森林限界を過ぎると突然目の前が開け金峰山小屋の前に出た。金峰山小屋の前からの眺望は素晴らしく、岩のごつごつした瑞牆山、その背後に雪をかぶった八ケ岳、そして、南アルプスの山並みが目の前に迫った。ここで景観を楽しみながら休憩をとった。
千曲川の支流西股沢沿いを歩く
樹林帯残雪の登山道を登る
展望の良い金峰山小屋前
小屋から山頂に向かう残雪の登山道
山頂からは南東側に雪をかぶった富士山、南西側には南アルプスの山並み、甲斐駒ケ岳、仙丈岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳等が望めた。西側には中央アルプスの山並み更にその右に北アルプス、北西側には瑞牆山、その後ろに八ケ岳、更に北側には小川山、東側には甲武信ケ岳、国師ケ岳等が望めた。まさに360度の大展望であった。流石奥秩父の明峰金峰山である。なんとも素晴らしい山頂であった。眺望を十分堪能した後、山頂を後にした。下山途中、金峰山小屋に立ち寄り、主人と話をした。6月の、アズマシャクナゲ、続いて7月のハクサンシャクナゲが素晴らしいとのことであった。少し休憩し下山の途に着いた。
大きな石が多く広い金峰山山頂
山頂より甲武信ケ岳を望む
山頂より小川山を望む