立 山

二日目も快晴で絶好の登山日和であった。雷鳥荘を5時に出発して、一ノ越に向かった。途中4箇所程、雪渓を渡る個所があった。朝早いので凍っていて歩きずらい所もあった。室堂平を囲む高い峰々が眼前に迫った。雄山、大汝山、富士ノ折立、真砂岳、別山乗越、等を縦走した。雄山への登りは急登であったが、それからの縦走は眺望を楽しみながらの快適な登山であった。雄山の山頂には立派な雄山神社があった。流石、日本三大霊山の一つである。また、眺望も素晴らしく、槍ケ岳、穂高連峰等の北アルプスや鹿島槍ケ岳、五竜岳、白馬岳等の後立山連峰等が望めた。3000m峰の稜線歩きは快適そのもである。別山乗越の剣御前小屋の前では、ガスが掛かった岩峰鋭い剣岳が目の前に迫り、迫力があった。小屋の前には剣岳からの帰りの人、また、これから登る人と多くの登山者で賑わっていた。少し休憩した後、雷鳥沢を下り、室堂平を目指した。

一ノ越より槍ケ岳、穂高連峰などの北アルプスを望む二日目も最高の登山日和であった。

一ノ越しより笠ケ岳、黒部五郎岳等を望む

アオノツガザクラ

7/22 室堂平〜浄土山〜室堂平散策〜雷鳥荘

<7/22>

朝5時自宅を出発、信越高速、北陸自動車道、ケーブル、バスを乗り継いで、10時30分に室堂到着。今日は室堂平散策と浄土山に花を求めて歩いた。天気は快晴で絶好の登山日和であった。

室堂ターミナル広場にある「玉殿の湧水」前で、背後は立山が聳える。水が冷たくて実に美味しい。

室堂平では快晴の中、岩峰鋭い剣岳が迎えてくれた。

雄山山頂より右に大汝山、左に別山、背後に剣岳

雄山の右側の鞍部が一ノ越、ここから立山の縦走をスタートした。

浄土山と室堂山の分岐で、この後、浄土山に登った。直登コース、20分程で山頂に着いた。

黒部湖と背後に針ノ木岳

コバイケソウ

チングルマ

ミヤマキンポウゲ

イワイチョウ

雄山山頂社務所と背後に薬師岳、雄山神社より

浄土山山頂より一ノ越から雄山への登山道を見る。
ガレ場で急登である。山頂まで一時間程である。

ウサギギク

室堂平には一般観光客と立山や剣岳等を目指す登山者が混在していた。また、雄山、大汝山、富士ノ折立や浄土山、真砂岳、別山、大日岳等に囲まれた室堂平は素晴らしいロケーションである。ここにある山荘は山小屋と言うよりホテルといった感じが強い、我々が泊まった雷鳥荘も素晴らしい温泉があった。今回は立山三山の縦走であったが、次回は是非剣岳を目指したいものだ。富山までは少し遠い気もするが、一泊二日の充実した山旅が出来て満足している。

雄山山頂より雄山神社を仰ぐ

<花風景>

<7/23>

登山日 04.7.22〜7.23 天気 快晴 標高 3,015m 同行者 場所 富山県

夕陽を浴びる雷鳥沢と雷鳥沢キャンプ場、下山時この雷鳥沢を下りる。

7/23(5:00〜16:00) 雷鳥荘〜一ノ越〜雄山〜大汝山〜富士ノ折立〜真砂岳〜別山乗越〜雷鳥沢〜雷鳥平〜地獄谷〜室堂ターミナル

立山三山の一つ浄土山が聳える。緑が多く,沢山の花が咲いていた。

ミクリガ池と背後に浄土山を望む

火山ガスの凄い地獄谷と背後に奥大日岳

剣御前小屋よりガスが掛かる剣岳を望む

剣御前小屋より剣沢小屋を眼下に望む

夕暮れの奥大日岳 雷鳥荘より

真砂岳への稜線から富士ノ折立方面を振り返る

富士ノ折立山頂を望む

雷鳥沢を下る、左右はお花畑

縦走の最後に浄土沢を渡り雷鳥平へ

チシマギキョウ

タカネツメクサ

ヨツバシオガマ

ミヤマダイコンソウ

クロユリ

ハクサンイチゲの群落

<登山後記>

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