鹿 岳

登山日 04.10.23 標高 1,015m 天気 晴れ・曇り 同行者 S氏・AR氏 場所 西上州

先週に続き、西上州の山に登った。鹿岳である。鹿岳は前から登りたいと思っていた山である。ラクダのこぶのような形で、二つの鋭い岩峰がどこから見ても目立つ山である。信越高速の下仁田インターで降り、市街地に向かうと正面に四ツ又山と鹿岳が目に入って来る。下仁田駅を過ぎ、南牧村方面に向かい、小沢橋を右に折れ、谷間の中を暫く行くと小さな集落があり、そこに鹿岳登山口があった。沢沿いの杉林の樹林帯を1時間程登ると急登になり、その急登を登り詰めるとコルに出る。いよいよ岩峰への登りである。リュックを置いてまず二ノ岳(鹿岳)に向かった。途中、木製の梯子があった。右側が切れ落ちていた。更に登るとロップがあり20m程登ると鹿岳山頂に着いた。山頂周辺は少し木々で囲まれていたが北西側は開けていて、浅間隠山、鼻曲山、荒船山、物語山、そして正面には表妙義山の岩峰が望めた。そして、少し南側に行くと展望の良い岩場があった。そこからは稲含山、小沢岳、桧沢岳等が望めた。山頂は周囲が垂直に切れ落ちていて、油断は許さない雰囲気であった。展望を充分堪能した後、コルまで降りた。今度は一ノ岳に向かった。こちらも眺望は良いが二ノ岳程ではない。どちらの山頂付近もアカヤシオツツジ の葉が紅葉していた。春の花の咲く時期も良いだろうと思えた。ここからマメガタ峠へ降りた。マメガタ峠でゆっくり昼食と取った後、沢沿いの緩やかな登山道を集落まで下山した。鹿岳は変化に富んだ素晴らしい山であった。

二ノ岳山頂より一ノ岳を望む

二ノ岳山頂より二ノ岳前部を見る

二ノ岳山頂より荒船山を望む

二ノ岳山頂より物語山を望む

二ノ岳(鹿岳)山頂

二ノ岳山頂よりロップで降りる

二ノ岳山頂より表妙義山の岩峰を望む

一ノ岳山頂より二ノ岳を望む

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