登山日 | 04.11.7 | 標高 | 1,375m | 天気 | 晴れ | 同行者 | 単独 | 場所 | 西上州 |
季節も良く、天気も良いので、紅葉を求めて西上州に向け車を走らせた。信越高速の下仁田インターで降りると、目の前に四ツ又山と鹿岳が迫ってきた。下仁田の市街地を通り抜け254号線を佐久方面に向かった。途中、国道沿いの山並みの紅葉が丁度良かった。暫くすると、左側に物語山が見えて来た。物語山は来春のアカヤシオの時期に登るとして、今回は神津牧場から登る物見山登山口に向かった。牧場の駐車場に車を留め物見岩に向けて歩き始めた。暫く雑木林が続いたが、残念ながら、殆どの木は紅葉どころか既に葉が落ちていた。紅葉には少し遅かったようだ。紅葉を見るタイミングはなかなか難しいものだ…。落ち葉の登山道を40分程歩くと物見岩に着いた。狭い岩の上からの眺望は素晴らしかった。目の前には母艦の形をした荒船山が見えた。その左側には、先日登った鹿岳や二月に登った稲含山、又、黒滝山等も見えた。また、北西側に目をやると、噴煙を出している浅間山が望めた。こも岩の上で20分程眺望を楽しんだ後、頂上にアンテナの立つ物見岩に向かった。登山道の途中には所々に牧場があり、牛も放牧されていて、のどかな雰囲気であった。30分程すると、物見山山頂に着いた。ここからの眺望も本当に素晴らしく、360度の大展望であった。西上州の山並みは殆どみえたが、中でも浅間山と裏妙義山が大きく見えた感じがした。山頂で眺望を楽しみながら昼食をとった後、香坂峠経由で神津牧場まで降りた。牧歌的な香りのする山であった。
母艦の形をした荒船山
左から物語山、鹿岳、黒滝山
噴煙の凄い浅間山
特徴のある裏妙義山
物見山山頂から浅間山
唐松の紅葉が映える