やせ尾根を歩く双子山
(2003.11.16 T氏、K氏と三人)
朝6時20分に自宅を出る。関越高速の藤岡インターの所にあるららん藤岡で7時に待ち合わせる。KさんとTさんと三人での山行は初めてである。今日の山行は前から登ってみたいと思っていた埼玉県と群馬県(中里村)との境にある二子山である。標高は高くないが岩が切り立っていてスリリングな山で有名である。8時45分歩き始める。最初から沢筋の急登である。1時間程すると股峠に出る。東岳と西岳の分かれ目である。我々は西岳に向う。ここからは更に急登になる。直登コースではなく一般コースを行く。岩と切り株を掴みながら急登を登って行くとあっと言う間に尾根に出た。股峠から40分程であった。少し行くと西岳の頂上(1165m)に着く。歩き始めて1時間40分であった。頂上は狭く、片側が切れ落ちていた。少し休憩をとり、スリリングな岩尾根を歩き始める。最初は少し緊張したが少しすると慣れて来た。気持ちが良い。40分程岩尾根歩きが続いた。歩いて来た後方を見ると、本当に厳しい岩りょう帯であることが分かった。尾根歩きの最後の所に6m程のクサリがあった。ここを降りて昼食にする。ここからロッククライマ姿も見えた。林道を1時間程歩くと坂本の車道に出た。ここから、西岳と東岳のそそりたった岩峰が見えた。車道を5分程歩くと登山口に着いた。午後1時、歩き始めてから約5時間程であった。スリリングな気持ちの良い山行であった。紅葉もまた素晴らしかった。双子山への山行は暑くなく、寒くなく紅葉も良くて、今の時期が最高かも知れない。