昨夜ねぶた祭を堪能した後、東北高速道を南下し鹿角八幡平ICで下り一般道を走り秋田駒ヶ岳の裾野に位置するホテルに宿泊した。3日、田沢湖そして角館を散策した後、秋田市に入った。竿燈祭は長さ12m程の竿に46個の提灯を吊るし50キロ程の竿を手の平らや額、肩、腰などに移しかえる妙技や暗闇に幾重にも広がる幻想的な提灯を楽しめる祭である。竿燈の起源は「ねぶり流し」「眠り流し」と呼ばれる睡魔払いのお盆行事だったと言う。夏になると暑さが厳しく眠くなり、病魔が襲う。その病魔を退治する為に「眠り流し」即ち「竿燈」の行事を行ったとのことである。竿燈祭は竿燈の姿が実った稲穂に似ていることから五穀豊穣を祈願する行事でもあるようだ。
竿を人から人へ移す
肩で支える妙技
額で支える妙技
竿を繫ぐ妙技
提灯が暗闇に幻想的に広がる