2002.9.21 妻と二人
秋山を見つけに本白根山(標高2165m)に向う。途中、草津付近では木々の紅葉はまばらであった。草津で標高1300m位か?草津から白根山に向い、登って行くのに従って、ちらほら赤い葉が見えてきた。登山口付近はナナカマドが5部程度赤く染まっていた。見ごろは1〜2週間程先か。しかしナナカマドの木が多いのにはビックリした。登山口から逢の峰の左側を巻くように進む。20分程すると白根ロープウエー駅に着く。ここから、緩斜面をゆっくり登る。少し急の所を登り上げると、鏡池が望めるところに着く。ここで少し休憩する。鏡池は火口跡に水が溜まり今の池になったと言う。鏡池の右側の気持ち良い道をゆっくり登って行く。峠を越えると遥か南西方向に浅間山、黒斑山、湯の丸山等が見えた。ここからは、360度景色の良い遊歩道である。前方に本白根山の展望台が、また、右手下方には旧火口跡が見えてきた。景色はまさに絶景である。足元には高山植物の女王のコマクサが夏の名残で幾つか咲いていた。この辺りの歩道の両脇はコマクサの葉が沢山あり、夏の盛りはさぞかし咲いていたであろうことが想像できた。展望台で昼食にする。こかからの展望も素晴らしく、東には浅間隠山、鼻曲山、榛名山、赤城山等、北には、白根山、横手山、岩菅山等が、また、西には四阿山等も見えた。頂上付近の景観も他にない特徴があった。昼食を食べた後、本白根山の頂上に向う。しばらく歩くと遊歩道最高点2150mの標識があった。ここは頂上ではなと思われたので、更に進むと頂上への道との分岐点で有毒ガス発生地点、入山禁止との標識があった。ここで頂上に向うのを断念し引き返した。帰りは、火口跡の左側を歩いた。火口跡の周囲を7割方歩いたことになる。峠を越えると、ダテカンバ林になるが紅葉には少し早い気がした。でも少し黄色がかったダテカンガとかなり赤く染まってきたナナカマドの木々の林を気持ち良く歩いて下った。本当に素晴らしい初秋の一日であった。