黒斑山・蛇骨岳
登山日 | 06.6.24 | 標高 | 2,414m(2,366m) | 天気 | 曇りのち晴れ | 同行者 | 妻 |
登り:3時間 | 車坂登山口(8:30)〜車坂山〜赤ゾレの頭〜トーミの頭〜黒斑山(10:30〜11:00)〜蛇骨岳(11:30〜12:30) |
下り:2時間30分 | 蛇骨岳(12:30)〜黒斑山(13:00〜13:30)〜トーミの頭(13:40〜14:00)〜赤ゾレの頭〜車坂登山口(15:00) |
コミヤマカタバミ(蛇骨岳付近)
ハクサンイチゲ(トーミの頭付近)
黒斑山山頂から蛇骨岳まではアップダウンも少なく、右側に雄大な浅間山を見ながらの快適な登山道である。足元もしっかりしていて歩き易い。蛇骨岳からは浅間山の眺望は勿論であるが北側の眺望も開け、四阿山や白根山方面も望める。ここまで来ると仙人岳、鋸岳も直ぐそこである。蛇骨岳山頂で昼食をとり、外輪山の稜線を黒斑山に戻った。今日は時間が経つにつれ天気が良くなり、眺望も素晴らしくなった。
私にとっては一昨年以来の、そして、妻にとっては10年ぶりの黒斑山である。梅雨時ではあるが、今日は比較的天気は良いとの予報であった。標高2000mの車坂峠登山口から、カラマツ林の箱庭のような登山道を歩き始めた。この山は眺望は勿論であるが、今の時期、花も楽しめる山である。歩き始めると可憐なイワカガミや、ハクサンイチゲの花が迎えてくれた。、始めは少し曇っていたが、天気の回復を期待しながら歩いた。車坂山を過ぎると一度少し下り鞍部からまた上り坂となる。登山道の傍らにはイワカガミ、マイヅルソウ、ツマトリソウ、ツガザクラ、ミツバウォーレン等の花が咲いていた。特にイワカガミの群落は凄い。また、アズマシャクナゲの群落も多くあったが、時期が少し遅く、何輪か咲いている程度であった。花を楽しみながら歩いていると、あっと言う間に赤ゾレの頭に出た。浅間山が目の前に広がるはずであったが、残念ながらガスが掛かっていて見えない。少し休憩しているとガスも切れて目の前に浅間山が姿を表した。眺望を楽しみながら、トーミの頭、黒斑山へと登った。湯の平から山頂まで続く雄大な浅間山の山容は何とも美しい。少し休憩をとった後、蛇骨岳に向かう稜線散歩を楽しんだ。
ゴゼンタチバナ
ミツバウォーレン
イワカガミが登山口から山頂まで咲いている。
ツガザクラ(群落が多い)
シロバナヘビイチゴ
マイヅルソウ
ツマトリソウ
<花山歩>
黒斑山は花も素晴らしい山である。特に今の時期は良いようだ。イワカガミ、ツガザクラ、ミツバウォーレン等の群落が多い。登山道は歩き易く、花も多く、眺望も良いから、人気があるのも分かる。私自身、今回が三度目であるが今まで以上に花と眺望を楽しめた山行であった。
赤ゾレより、水ノ塔山、籠ノ塔山、湯ノ丸山方面
稜線より外輪山を望む
蛇骨岳より目の前に広がる雄大な浅間山
蛇骨岳より北側に四阿山を望む
蛇骨岳山頂
黒斑山よりトーミの頭を振り返る
黒斑山より蛇骨岳方面を望む
カラマツ林の箱庭のような登山道を登る
赤ゾレより浅間山を見ながら、トーミの頭へ向かう
キバナノコマノツメ(トーミの頭付近)
ミネズオウ(蛇骨岳付近)