本来であれば伊豆の天城山に登る予定であったが相棒が体調を崩し急遽単独で足尾の備前楯山に登ることにした。紅葉を期待し122号線を足尾方面に向かう。途中、渡良瀬川沿いの紅葉が見事であった。備前とは今の岡山県、楯とは銅鉱脈のこと、岡山県生まれの工夫が銅鉱脈を見つけたので備前楯山と呼ばれているとのこと。当時は登山口の銀山平も工夫の宿舎や学校、病院、等があり1万人以上が住んで栄えていたとのこと。今も石垣跡、等から昔が偲ばれる感じがする。車を国民宿舎のかじか荘の駐車場に留め備前楯山に向かった。歩きはじめ登山道脇の木々の紅葉は素晴らしかったが山頂付近は枯れはじめ直ぐそこまで冬が近づいている感じがした。
備前楯山山頂(1272m)
カラマツの黄葉
男体山を遠望
山頂に雲が掛る男体山(山頂より)
備前楯山