御嶽山
9合目より雪の登山道を山頂(剣ケ峰)に向かう
登山日 | 06.10.09 | 標高 | 3,067m | 天気 | 快晴 | 同行者 | 妻 |
中・南アルプスの背後に富士山も望めた
登り:3時間30分 | 田の原登山口(7:50)〜御嶽山奥社(10:50〜11:15)〜御嶽山山頂(11:45〜12:45) |
下り:2時間15分 | 御嶽山山頂(12:45)〜御嶽山奥社(13:15〜13:30)〜田の原登山口(15:15) |
雪を被った雄大な御嶽山の山容(登山口より)
登りながら背後に中央アルプスを望む
昨日降った雪が氷結、右に甲斐駒ケ岳を望む
9合目(王滝山頂)にある御嶽山奥社
昨夜は木曽福島の近くにある三岳で一夜を過ごした。夜はかなりの冷え込みであった。寝ていても寒さで時々目を覚ました。6時過ぎ出発、自然園のある田の原登山口に向かった。途中、広大な御嶽山スキー場のゲレンデの間を通過し、暫く行くと田の原登山口に着いた。田の原から見る御嶽山は雄大で素晴らしい山容であった。昨日、雪だったのだろうか、8合目から上は雪で覆われていて真っ白であった。登山口には大きな鳥居があった。鳥居を潜り、広い真っ直ぐな道を進む。一キロ程進むと本格的な登山道となった。歩き始めから山頂を仰ぎなが登れる山は珍しい。登山道は危険な所もなく、歩き易い道である。登るに従って、登山道の雪も多くなった。ただ、南斜面であり、雪もだんだん溶け、歩き易くなった。登る途中背後にはいつも、木曽駒ケ岳、空木岳などの中央アルプスや甲斐駒ケ岳、北岳などの南アルプスを望めた。御嶽山は立山や月山などと同じように山岳信仰が色濃く残る山である。9合目(王滝山頂)や剣ガ峰山頂には立派な社殿があり、まさに霊峰の感じがした。1979年にも噴火があったようであるが、9合目付近の地獄谷からは噴煙が出ていて活火山の雰囲気も漂った。山頂付近の山小屋は9月末で締めており、思っていたより静かな感じがした。
昨年の夏登った木曽駒ケ岳山頂から見た重厚な御嶽山の山容が忘れられなかった。今回、快晴の御嶽山山頂より木曽駒ケ岳を望んだ。思っていたより少し遠くに感じたが、素晴らしい山容であった。御嶽山山頂からの眺望は本当に素晴らしく、北アルプス、南アルプス、中央アルプスだけでなく、八ガ岳、浅間山、白山、恵那山等‥日本の高山が殆ど望める展望であった。
裾野付近、青空を背後に輝く紅葉
南、裾野の広い恵那山を望む
9合目付近より剣ガ峰を振り返る
北東、雪を被る白山を望む
南東、手前に中央アルプス、奥に南アルプスを望む
山頂にもりっぱな社殿がある
雪で覆われた山頂より北アルプスを望む
裾野付近、雄大な紅葉が広がる