槍ケ岳

登山日 10/7〜10/8 標高 3,180m 天気 薄曇り・小雨 同行者
登り(9/7) 河童橋(7:10)〜嘉門次小屋・明神池(8:45)〜徳沢(9:35〜10:00)〜横尾(10:55〜11:25)〜一の俣(12:20)〜槍沢ロッジ(13:00) *7日〜8日 山頂付近の天気が悪く、登頂を断念しました。
下り(9/8) 槍沢ロッジ(7:40)〜横尾(9:15〜9:20)〜徳沢(10:20〜10:55)〜明神(11:40)〜河童橋(12:50)

<10/7>

6日夜、自宅を出発する。雨の信越道を更埴経由で松本に向かう。途中、梓川SAで休憩し松本ICで降り、158号線を目的地の沢渡に向かう。午後11時半駐車場に到着する。明日の天気を期待しながら眠りに着く。結構良く眠れた。朝6時のバスで上高地に向かう。釜トンネルを通過すると左側に大正池が見え、20分程で上高地のターミナルに着く。登山者と観光客で大変な賑わいである。さすが紅葉の上高地である。準備を整えた後、多くの人が梓川左岸を行く中、我々は自然散策道の右岸を歩き始めた。昨日までの雨の影響か、梓川の水かさはかなり増えていた。少しすると薄日が射して来た。早朝の澄んだ空気の中、梓川と紅葉を充分に堪能した。暫くして穂高神社奥宮に着いた。神秘的な趣の明神池周辺を散策し、嘉門次小屋で休憩をとった。ここから徳沢、横尾と梓川沿いをゆっくり歩いた。右に霞沢岳、左に前穂高岳を望みながら、気持ち良く歩いた。横尾に着くと多くの登山者が横尾橋の前で休憩していた。横尾橋を渡ると涸沢より穂高岳へ通じる。我々は真っ直ぐ槍ケ岳方面゙に向かう。ここからやっと登山道らしくなって来た。薄日は射すがなかなか霧が晴れない。午後1時槍沢ロッジに到着した。

ガスの掛かる焼岳

紅葉の中、明神に向かう

水量の多い梓川に掛かる河童橋

北アルプスは雪なので、南に向かうことにした。今日中に木曽福島に入り、昨年木曽駒ケ岳から見てずっと登りたいと思っていた御嶽山に行くことにした。

YAMA ARUKI

神秘的な明神池

<登山後記>

上高地は晴れていると思ったが、下りてきたら冷たい雨が降っていた。振り返ると山頂方面はガスが掛かっていて全く見えない。槍ガ岳は間違いなく雪であると思える。(後で聞いた話だが北アルプス周辺は強い低気圧が通過したようである。この日、白馬岳、奥穂高岳、小蓮華岳、御嶽山等で遭難事故が相次いだようだ。無理するのは本当に危険である。今度は夏にリベンジしたいものだ。)

前穂高岳下部も雪化粧

槍沢を下りながの紅葉

朝起きたら冷たい雨が降っていた。外に出て見るとロッジから少し上は雪化粧で、2000m位から上は雪になっていた。山小屋の人の話では山頂付近は10センチ以上の雪が積もったとのことである。回復はあまり期待できないようだ。無理することはない。残念であるが下山することにした。半分位の人は山頂を目指した。行ける所まで行くのだと言う…。(結果的にはその日は天気が回復せず、殆どの人が途中で下山したと思える。)

槍沢ロッジ周辺の紅葉

新しい槍沢ロッジ(風呂にも入れた)

槍沢ロッジで宿泊の手続きをする。今夜はこのロッジに泊り明日槍ケ岳を目指すことにする。山頂付近は吹雪で頂上まで行けない人がロッジに降りて来ていた。今晩から明日に掛けても雪が予想され、明日の登頂は難しいかも知れないが天気の回復を期待しながらロッジで休んだ。

涸沢に向かう横尾橋

横尾より屏風岩を望む、僅かに涸沢も見えた

氷壁で有名な徳沢園

新しい明神橋

<10/8>