那須岳

登山日 06.10.21 標高 1,915m 天気 曇り時々・晴れ(強風) 同行者 妻・O氏夫妻
登り:2時間15分 登山口(7:00)〜峰ノ茶屋〜那須岳(茶臼岳)山頂(9:15〜9:30)
下り:1時間45分 那須岳(茶臼岳)山頂(9:30)〜峰ノ茶屋〜登山口(11:15)
紅葉を期待して友人夫妻と那須岳(茶臼岳)を目指した。自宅を4時に出発、50号を走り佐野ICで東北道にのり、那須ICで降りた。ロープウエー山麓駅の上にある登山口駐車場に6時半に着いた。ぎりぎり駐車することができた。紅葉の時期で車の数も多い。身支度を整え低木に囲まれた登山道を歩き始めた。しばらくすると、見晴しがよくなる。ガレた傾斜の緩い登山道が山頂方面に続く。右に朝日岳、左に茶臼岳を見ながら二つの山の分岐にある峰ノ茶屋を目指した。朝日岳は岩峰鋭くアルプスを思わせる山容である。高度が上げるにつれて風が強くなってきた。歩くことが出来ない程の風の強さである。峰ノ茶屋で少し休憩した後、茶臼岳山頂に向かった。山頂下部から活火山の証明である白い噴煙が吹き出ていた。硫黄の臭いがする。大きな岩の間を縫いながら強風の中、一歩一歩前に進んだ。こんな強い風は初めてである。風に耐えながら何とか山頂まで登った。強風の中、無理はできないので朝日岳に登るのは断念した。一週間程早ければ、朝日岳や茶臼岳山麓の紅葉はさぞ素晴らしかっただろうに…。

駐車場(満車状態)から那須岳を望む

山麓の紅葉風景

那須岳(左)・朝日岳(右)を望む

強風の那須岳(茶臼岳)山頂

岩峰鋭い朝日岳の雄姿

那須岳下部に噴出する噴煙

那須岳に向かいながら、背後に峰ノ茶屋を見る

傾斜の緩い登山道、峰ノ茶屋を目指す

低木に囲まれた登山口(観光客が多い)

秋が一日にして冬山に変わった槍ガ岳や、今回の那須岳山頂の強風に自然の厳しさを改めて感じた。天気であれば快適な山が危険な山に激変する。見極めをしっかりして、安全登山を心がけたいものだ。
YAMA ARUKI