鼻曲山
登山日 | 06.11.4 | 標高 | 1,654m | 天気 | 晴れ時々曇り | 同行者 | AR氏・S氏 |
登り:2時間30分 | 霧積温泉登山口(7:40)〜16曲峠〜鼻曲峠〜鼻曲山山頂(10:10〜11:30) |
下り:2時間10分 | 鼻曲山山頂(11:30)〜鼻曲峠〜16曲峠〜霧積温泉登山口(13:40) |
今回は紅葉を期待しての鼻曲山登山である。三人での山行は一年ぶりである。関越道の前橋南ICでのり信越道の松井田ICでおりる。横川を過ぎ中仙道の坂本宿を右折する。霧積湖を右に見ながら霧積川沿いを暫く走ると登山口のある霧積温泉に着く。川沿いの紅葉があまり良く無かったので少し不安がよぎる。霧積館の水車が懐かしい。鼻曲山に登るのは7年ぶりである。前回は10月初めに登り、紅葉の時期には少し早かったことを覚えている。身支度を整え霧積館前の登山口を出発する。快晴ではないが薄日が指してまずまずの天気である。20分程歩くと、ほいほい坂と呼ばれる登山道に入る。自然林の中、真っ赤に染まった紅葉の木々が美しい。紅葉が朝日に輝いている。こんな素晴らしい紅葉を見るのは久しぶりである。紅葉に見とれて中々前に進まない。1時間程すると16曲峠に着く。ここを右に行くと剣の峰や角落山に続く。我々は左折して、傾斜の緩い快適な登山道を鼻曲峠に向かう。北斜面をトラバースしながら進むと紅葉の木々の間から、浅間隠山やこれから向かう鼻曲山の姿が見え隠れする。周辺に見える山山の紅葉も素晴らしい。登山道の右側が切れ落ちているロープのある急登を過ぎると傾斜がだんだんきつくなる。うねった急登を30分程登り上げると鼻曲峠の稜線に出る。留夫山を左に分け右に進むと鼻曲山の全容がまじかに迫る。急登を登り上げると鼻曲山山頂(大天狗)である。我々は西側にある展望の良い小天狗に進む。残念ながら浅間山は山頂付近にガスが掛かっている。展望を楽しみながら昼食をとる。山頂には多くの登山者がいた。鼻曲山の紅葉の素晴らしさ知っている人も多いようだ。下山後、霧積館の六角風呂でゆっくり汗を流し帰路に着いた。
<登山後記>
一年程前から膝を悪くしていたS氏の足が大分回復して来たので、待ちに待った復活登山に三人で望んだ。先日、単独で子持山に登った時に比べかなり良くなってきているようだ。徐々に慣らしながら楽しい山行を続けていきたいものだ。
展望の良い小天狗より浅間山を望む
鼻曲山山頂(大天狗)…展望があまりよくない
特徴ある形の鼻曲山を望む
留夫山と鼻曲山の分岐(鼻曲峠)
落ち葉の歩き易い登山道が山頂まで続く
自然林の中、紅葉が美しい
こんなにもみじの多い山も珍しい
紅葉に囲まれた快適な登山道
紅葉が朝日に輝く
紅く染まったもみじの木が多い
渓谷の中、橋を渡ると登山道に入る
紅葉に囲まれた水車のある秘湯霧積館