犬帰りのクサリ場
アカヤシオの開花には少し早いのでは、でもひょっとしたらと思い猪子トンネルに向け車を走らせる。登山口には10台程の車が留っていた。気持ちは私と同じでアカヤシオを期待して来ているものと思える。岩切より熊の分岐を目指し沢沿いの登山道を歩き始める。スミレやニリンソウの花が目に入る。ニリンソウの数が少ない気がする。時期が早いのか今年が少ないのか定かでない。熊の分岐を左に折れ山頂へ向かう稜線に出ると山火事の跡で木々が黒く焼けている。明らかに山火事の跡である。昨年の4月に来た時は火事の跡はなかったので4月以降に山火事があったのだと思う。無残な姿である。暫く行くと北斜面にアカヤシオが見え隠れする。山頂で昼食をとった後、アカヤシオを期待し熊の野分岐より猪子トンネル方面の稜線を進む。思っていたより開花が早い、開花状態は昨年より一週間程早い気がする。期待しながら稜線を歩く。稜線のアカヤシオはほぼ満開状態であった。期待以上のアカヤシオを見ることができ満足できる山旅であった。ただ、久しぶりの登山のせいか、体が重い感じがした。体力づくりの必要性を実感した山旅でもあった。
猪子トンネル
北側に男体山を望む
山頂手前、北斜面のアカヤシオ
熊の分岐
ギブシ
ニンリソウ
ネコノメソウ
仙人ガ岳山頂
ニリンソウ
無残な山火事の跡
生不動尊
ヒトリシズカ
スミレ