大小山

登山日 07.02.11 標高 313m 天気 快晴 同行者
所要時間:3時間10分 阿夫利神社登山口(10:20)〜妙義山〜大小山〜阿夫利神社登山口(13:30)
自宅より登山口まで 走行距離:36キロメートル 所要時間:50分

この山はこの時期に登る日だまりハイクには丁度良い。標高は低いが岩陵帯の変化と眺望が楽しめる。登山道も同じ道を往復するのではなく、登りと下り異なる道を歩け、一周できるコースである。人気があるのが分かる気がする。

登山口にある阿夫利神社

展望を楽しみながら下る

大小山は昨年の1月以来2度目の山行である。前回は単独であったが、今回は妻と一緒の山行である。この山は標高が313mと低いが妙義山、大小山を含め5ツのピークがあり、岩場も多く、変化と眺望が楽しめる山である。大小山とは少し変わった名前であるが、この山に大天狗、小天狗が住んでいると言われたことから名づけらた名前のようである。最初、妙義山方面に向かい、右側の急登を登る。あっと言う間に展望の良い尾根に出る。東側には大平山やみかも山等栃木県の山並みが望める。またその右奥には筑波山も見える。南側には関東平野が開け、新宿の高層ビルも見える。

縁結びの織姫神社

相田みつをが通ったと言う蕎麦屋「なか川」

<登山後記>

登山の帰り、東の小京都と言われている足利の町を散策した。ばん阿寺や足利学校を見学した。ばん阿寺の本堂の建立が鎌倉時代とか足利学校の創建が平安時代とか聞くと、歴史を感じる。こんな近い所に歴史の町があるとは知らなかった。また、相田みつをの出身が足利と言うこも知らなかった。無名だった頃良く通ったと言うばん阿寺の大日大門通りの入口にある蕎麦屋「なか川」にも立ち寄った。足利は町全体が綺麗で歴史の香りがする素敵な町であった。

展望の良い三番目のピーク

大小山より振り返り妙義山を仰ぐ

大小山ピーク(282m)

展望の良い岩陵帯を下る

山頂手前は急登でロープが張られている。ここを登り終えると妙義山山頂

妙義山の山頂手前は急な岩場でロープが張られている。でも足場がしっかりしているのでロープを使わなくても充分登れる。山頂はあまり広くはないが、眺望は抜群である。北西側には赤城山や榛名山の山並みが、そして南側には雲と区別しにくい雪を被った富士山の雄姿も見えた。

みかも山の右奥に双似峰の筑波山が見える

東側に大平山を望む

山頂でちょっとした出来事があった。あるご夫婦が三脚にデジカメを止め自動シャッターで写真を撮ろうとしていた時である。強風で三脚が倒れそうになった。たまたま私が近くにいたので、三脚を手で支えことなきを得た。もし倒れていれば、谷に落ちてしまい、大変なことになっていたかも知れない。如何なる時も油断禁物である。楽しいはずの山行が後味の悪いものとなってしまう。他人事ではない。

復元した庭園

学校の姿を復元した建物

ばん阿寺の多宝塔

ばん阿寺の本堂

眺望の良い妙義山山頂(313M)

山頂手前

大日大門通りにある足利尊氏の像

足利学校の学校門

YAMA ARUKI