仙人ケ岳
登山日 | 07.04.07 | 標高 | 663m | 天気 | 晴れ | 同行者 | Y氏 |
登り:1時間50分 | 岩切登山口(8:10)〜熊の分岐〜山頂(10:00〜10:50) |
下り:2時間40分 | 山頂(10:50)〜熊の分岐〜511地点〜猪子峠登山口(13:20)〜駐車場(13:30) |
Y氏とは初めての山行である。今年初めてのアカヤシオを求めて西上州に行こうと思ったが、まだ少し早いと思い、急遽、開花が早いと聞く足利の仙人ケ岳に向かった。猪子トンネル手前の岩切登山口より沢沿いを歩き始めると、路肩にタチツボスミレやエイザンスミレが咲いていた。カタクリの群生地には名残のカタクリも咲いていた。今日は風も少なく、暖かく登山日よりである。咲き始めたヤマブキの黄色が鮮やかである。木々の芽吹きも始り新緑が眩しい。暫く進むとニリンソウが目に入る。ニリンソウの群生地が次々と現われる。この山にこんなにニリンソウの群落があるとは知らなかった。ニリンソウの花が無くなる頃、急登に変わる。急登を登り上げると熊ノ分岐である。ここを左に曲がり、稜線を山頂に向かうと、期待していたアカヤシオが見え隠れする。北斜面の所々に咲いていた。アカヤシオに見とれながら稜線を進むと、あっと言う間に山頂である。山頂で昼食をとった後、熊ノ分岐まで戻り、直進し猪子峠方面に向かった。ここからは、アップダウンの岩陵帯が続く。犬帰り付近には期待のアカヤシオがたくさん咲いていた。今年初めて見るアカヤシオに堪能した。
登山道両脇に咲くアカヤシオ
犬帰りのクサリを降りる
犬帰り付近にはアカヤシオが多い
眼下に松田ダムを望む
カタクリ群生地に名残のカタクリ
薄紫色のタチツボスミレの群落
淡いピンクのエイザンスミレ
生不動尊が突然現われる
タチツボスミレ
新緑の中、沢沿いを進む
仙人ケ岳がこんなに花の多い山だとは知らなかった。スミレやニリンソウの群落も素晴らしいが、稜線上を飾るアカヤシオは何とも言えない。これから、西上州や日光の山山にもアカヤシオが咲き始める。次回はピンクに染まるアカヤシオの山に登りたいものだ。
所々に咲くアカヤシオ
仙人ケ岳山頂
熊ノ分岐付近に咲くアカヤシオ
熊の分岐、左に行くと山頂
沢沿いにあるニリンソウの群生地
沢沿いにニリンソウが咲き乱れる