20mのクサリ
最高峰の大日岳(1,720m)
垂直のクサリ
薬師岳山頂
越後駒ヶ岳山頂から見た八海山の岩峰の素晴らしさを忘れられず紅葉のこの時期、八海山の八ツ峰を目指した。自宅から登山口まで約140キロ、2時間を要した。8時20分発のロープウエーに乗る。山頂駅よりまずは女人堂を目指す。女人堂を過ぎると登山道の傾斜がきつくなる。20m程のクサリを登ると薬師岳である。ここからの展望は素晴らしく、千本桧小屋上に八ツ峰の一角、地蔵岳が望める。地蔵岳の背後に八ツ峰の岩峰が続く。左前方には名峰越後駒ヶ岳から中ノ岳への山並が望める。千本桧小屋で少し休憩をとり気持ちを引き締め八ツ峰に向かう。地蔵岳、不動岳、七曜岳、白河岳、釈迦岳、摩利支岳、剣ヶ峰、大日岳を超えるのにクサリが19カ所連続する。一番長いクサリは15m程である。緊張の連続である。最後の岩峰である大日岳から15mのクサリを下り終えると安堵の気持ちになる。縦走路は周りの展望も素晴らしく越後駒ヶ岳、中ノ岳、巻機山、平ヶ岳、等、越後の名峰が望める。ロープウエー山頂駅から八ツ峰を越え山頂駅まで戻る所要時間は約7時間であった。これ程クサリの多い山は他になく記憶に残る山旅となった。
ロープウエー乗場より八ツ峰をを仰ぐ
越後駒ヶ岳から中ノ岳の山並
眼下に広がるコシヒカリの里
15mのクサリ
垂直の壁を登る
クサリが連続する岩峰
千本桧小屋の上に地蔵岳
見事な草紅葉
奇岩
重厚な越後駒ヶ岳
中央は平ヶ岳
大日岳よりの下り
見事な紅葉