丹沢(塔ノ岳・丹沢山・蛭ケ岳)

登山日 5/3〜5/4 標高 蛭ケ岳:1,672m 天気 5/3曇り 5/4晴れ 同行者 M氏

稜線上アセビの木が多い

<花コーナー>

ヨゴレネコノメソウ

5/2 自宅〜大倉登山口       4時間00分(200キロ)  自宅(21:00)〜M氏宅(21:30)〜圏央道(鶴ケ島〜あきる野市)〜八王子〜相模原〜秦野〜丹沢大倉登山口(1:00) 
5/3  7時間30分 大倉登山口(6:15)〜掘山の家(8:10〜8:20)〜花立山荘(9:05〜9:15)〜塔ノ岳(9:50〜10:15)〜丹沢山(11:20〜11:45)〜蛭ケ岳(13:45)  *蛭ケ岳山荘泊
5/4  7時間10分         
大倉登山口〜自宅        4時間30分
蛭ケ岳(5:50)〜丹沢山(7:50〜8:15)〜塔ノ岳(9:18〜9:55)〜花立山荘(10:20〜10:30)〜掘山の家(11:00〜11:30)〜見晴茶屋(12:10〜12:20)〜大倉登山口(13:00) 

コイワザクラ

可憐なキクザキイチゲ

丹沢山系は思っていたよりずっと奥の深い山である。東西に40キロ、南北に20キロとのことである。今回歩いた、塔ノ岳、丹沢山、蛭ケ岳だけでもかなり歩きがいある。歩く時期は5月の今の時期が最適なように思う。稜線上の樹木に葉が付く前が展望が良く気持ち良く歩ける。この山には鹿が多く住み鹿害が多いようだ。稜線上、鹿害防止のネットが数多く張られている。案の定、登山中、7ひきの鹿を見た。

下山路にヤマザクラと背後に富士山

塔ノ岳山頂より富士山を望む

丹沢山山頂より富士山を望む

快適な稜線が続く

富士山を見ながら稜線歩きを楽しむ

宮ケ瀬ダムが眼下に見える

コバイケソウの中、下山を開始する

雪を被った富士山の姿が眩しい

蛭ケ岳山頂よりご来光を仰ぐ

<5月4日>

最高峰、蛭ケ岳(1,672m)に近づく頃、短時間ではあるが氷が降って来た。気温もかなり下がってきた。10日程前に季節外れの大雪が降ったそうである。今日、蛭ケ岳山荘に泊る登山者は130人で大変な混雑である。収容人員は60人だから結構な混みである。登山口の標高が290mだから途中のアップダウンを入れると結果的には1400m以上の標高差になる。

蛭ケ岳山頂

蛭ケ岳山頂の蛭ケ岳山荘

鬼ケ岩の頭

快適な登山道が続く

塔ノ岳山頂、背後に尊仏山荘

自宅を19時に出発する予定であったが、都合で2時間程遅れ、21時の出発となった。高崎ICで関越道にのり鶴ヶ島JCで圏央道にのり換え、あきる野ICで降りる。八王子より16号線で厚木まで行き、更に246号線で秦野市に向かい、1時に大倉登山口に着いた。自宅より4時間掛かったが、思っていたより近い感じがした。テントを張る場所もなかったので車の中で寝酒を飲み眠りに着いた。明日は塔ノ岳、丹沢山、を縦走し蛭ケ岳まで歩く予定である。

蛭ケ岳への稜線を望む

一年の中でこの連休が一番混むようであるが、凄い人数の登山者である。特に塔ノ岳は人気がある。塔ノ岳からの下山時、人が交差できない程、登山者が登って来た。登山道が整備されていて誰でも安全に歩けることも背景にあるようだ。長く歩きたい人は丹沢山、蛭ケ岳まで縦走すれば満足できる。天気が良ければ富士山の眺望を楽しみながら、稜線歩きが堪能できる。丹沢は奥が深く展望の楽しめる山である。

<登山後記>

昨夜の混雑は凄かったが充分眠ることができた。山頂広場で朝日を浴びながら朝食をとった。雪を被った富士山が大きく見えた。展望を楽しんだ後、下山を開始した。今日は天気も良く、展望を楽しみながらの稜線歩きができそうである。

開けたクマザサの登山道が蛭ケ岳に続く

丹沢山山頂のみやま山荘

広い広い丹沢山山頂

展望の良い稜線が丹沢山に続く

塔ノ岳山頂は広く展望も良い。また尊仏山荘と言うりっぱな山小屋も建っている。標高は1,491mで大倉登山口から標高差1,200m登ったことになる。塔ノ岳まで来る登山者は多いようだが、この山の奥、丹沢山(1,567m)、蛭ケ岳(1,672m)に向かう登山者は急に少なくなる。我々は少し休んだ後、丹沢山、蛭ケ岳へと向かった。丹沢山から最高峰の蛭ケ岳までの間には、不動の峰、棚沢の頭、鬼ケ岩の頭と三つのピークがある。

雲の切れ間から富士山を仰ぐ

雰囲気のある「掘山の家」

木道の多い登山道

リニューアルした見晴茶屋

大倉登山口広場

<5月3日>

朝5時半に起床、朝食を食べ、身支度を整え、大倉登山口をスタートした。桧の樹林帯の中、広く整備された登山道を進む。30分間隔位に茶店がある。最初は傾斜も緩く歩き易いが段々と傾斜もきつくなる。登山道保護のためか、木製の階段が多い。歩き始めて2時間程すると掘山の家に着いた。小屋にはM氏の知人がいるとのことで会うのを楽しみにしていたが、まだ小屋を開いてなくて会えなくて残念であった。(*小屋のオーナーには下山時会うことができた。)小屋の前で一休みする。大倉尾根もここからが急登になる。傾斜のきつい階段の登山道が続く。花立山荘に着く。展望が良く、雲の切れ間から雪を被った富士山が見えた。
YAMA ARUKI