鳥海山
2,236m
花と展望の東北の盟主

<7月23日>

朝2時出発、関越道で新潟へ更に村上市を通過し酒田市の鳥海ブルーラインを通り登山口のある鉾立を目指す。鉾立に8時に到着するが大きな駐車場ば満杯状態である。天気も時期も良く考えることは皆同じである。身支度を整え8時半鉾立登山口をスタート。登山口の標高は1200m程であるが歩き始めから展望は良く快適である。2時間程で御浜小屋に着く。眼下には鳥海湖が見えるニッコウキスゲやチョウカイアザミ等に囲まれた鳥海湖は何とも素晴らしい。七五三掛の分岐を左に折れ雪渓を横切り谷沿いの登山道を進む。前方には山頂方面の頂きが見え隠れし右側は外輪山の尾根が続く。暫くすると小屋のある大物忌神社に着く。登り始めて5時間半程であった。宿泊の手続きをした後、リュックを小屋に置き、新山(鳥海山)山頂を目指す。山頂への道は大きな岩を乗り越える道で慎重に登る。30分程で念願の山頂に着く。思っていたより狭い山頂であった。山頂は360度の大展望であった。

3時半起床、ご来光を期待し七高山方面の尾根を目指す。尾根に着くと雲海の向うに日の出前の雲が赤く染まっている。4時20分ご来光の瞬間である。神々しく雲海の向うから朝日が昇って来る。最高の瞬間である。一方反対側の日本海を見ると幸いにも「影鳥海」が現れる。海面にすっきり鳥海山の影が見えた。何と言う幸運であろう。片方にご来光、片方に影鳥海と本当に幸せの時間を過ごした。一端尾根から下りし朝食を取った後下山の途に着いた。下山は外輪山の稜線を展望と高山植物を堪能しながら歩いた。今回は展望、高山植物、湖、雪渓、等々に恵まれ最高の山旅なった。

<7月24日>

眼下に山小屋

雪渓を登る
日本海に沈む太陽

山頂肩に位置する山小屋

山頂へ

チョウカイフスマ(固有種)

チョウカイアザミ(固有種)

登山口より続く展望
日本海の夕暮れ

月山を遠望

雲海に登るご来光

朝、日本海に写る影鳥海

朝焼けに染まる鳥海山

鳥海山山頂(新山)

眼下に鳥海湖

登山口より山頂を望む

山頂付近の奇岩

山頂手前の神社(山小屋)

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ニッコウキスゲと鳥海湖