筑波山山行記(2001/5/12 快晴 )
(K夫妻と我等夫婦の4人)
昨年の5月連休、益子の陶器市に向い、車を走らていた時、50号の東方面に双耳峰で美しい山容が見えた。その時、いつか必ず4人で登ろうと話していた。今回そのチャンスが来た。昔、東京では、西の富士山、東の筑波山と言われていた程の歴史のある山でもある。この筑波山は100名山の一つに数えられている。標高が1500mにみたない百名山は二つあり、一つが鹿児島の開聞岳で、もう一つがこの筑波山で標高876mの低山である。朝5時にK宅を出発し、国道50号の足利バスパスより佐野、小山、結城を通り、下館市内を右折し筑波方面に向った。この頃になると前方に双耳峰の美しい筑波山が見えてきた。筑波山神社の駐車場に6時50分に着く。所要時間は1時間50分、走行距離は丁度100キロであった。歴史を感じる筑波山神社の境内を通り、本堂を左に曲がると、筑波山登山口があった。杉の大木の中、広い登山道をゆっくりと登り始めた。思った以上に急登であった。登山道の左側に時々、ケーブルのレールが見えた。2時間程歩くと御幸ケ原に着いた。ここはお店の並ぶ展望台である。ちょっと味気の無い気もしたが観光地であるのでしょうがない。ここを左に折れ男体山(標高860m)に向った。ミツバツツジが満開であった。頂上にはりっぱな屋代があった。ここで少し休憩をとった後、女体山に向った、途中ブナの大木が多くあり、名山の雰囲気があった。少しすると女体山頂上(最高峰876m)に着いた。ここからの眺望は素晴らしく、霞ヶ浦等も見えた、春霞のため、富士山や太平洋は残念ながら見えなかった。下山の途中には、奇岩、巨岩が多くあり、変化に富んだ登山道であった。1時間程降りた弁慶七戻より筑波山神社へと向った。この登山道は下りとは言え急で、上りであればさぞかし厳しいだろうと思った。帰りは笠間焼きを見て、帰路に着いた。
<筑波山で見た花>
・ミツバツツジ ・ヤマブキソー ・ニリンソー ・スミレ ETC