根名草山 2,330m
6月10日

根名草山は以前から気になっていた山である。金精トンネル登山口を7時に出発。金精峠まで丸太の階段の急登である。破損した箇所もあり歩きずらい上りである。途中がれた危険な登山道もあり注意して登る。所々に咲き始めたシャクナゲの姿が目に入る。30分程で金精峠に着く。左に曲がると金精山や日光白根山方面。ここからの眺望は素晴らしく男体山、湯ノ湖、中禅寺湖、等が望める。展望を楽しんだ後分岐を右に折れ温泉ガ岳、根名草山方面に向かうシャクナゲの木は多いが開花した花は少なく多くは蕾の状態である。暫く進むと東側が開け太郎山、大真名子山、女峰山の雄姿が望める。温泉ガ岳の分岐を右に折れる。この辺りから登山道は雪に覆われマーキングを頼りに進む。時々夏道は見えるが殆ど登山道は雪に覆われている。暫く進むと西側が開け至仏山、笠ガ岳、上州武尊山、背後に金精山や日光白根山が望めた。一度右に折れ山頂への急登を上りあげると念願の根名草山山頂である。展望は西側は木々に覆われているが北側、東側の展望は素晴らしい。二人組の女性が展望を楽しんでいた。これから鬼怒沼温泉方面に行くと言う。山頂で展望を楽しみながら昼食を採った後下山の途についた。スタートし1時間程すると雨が降ってきた。薄暗くなった樹林帯の雪の登山道をマーキングを頼りに来た道を辿った。3時間程で登山口に着いた。行動時間8時間の山旅であった。根名草山は奥深い山で途中あった登山者10人で本当に静かな山であった。残雪がなければもう少し余裕のある山旅になったのではないか思う。何より安全で下山出来たことに満足しなければならないが。


クリンソウ群落(中禅寺湖畔)

咲き始めのアズマシャクナゲ

今年は雪の量が多い

雪に覆われた登山道

奥は日光白根山

菅沼と右奥は至仏山

男体山と湯ノ湖

金精峠より金精山を望む

ミネザクラ

展望の良い山頂

左から女峰山、太郎山、大真名子山

根名草山山頂

念仏平避難小屋

温泉ガ岳を振り返る

左、上州武尊山、右、菅沼

男体山、戦場ヶ原、中禅寺湖

開花したアズマシャクナゲ

金精山

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