尾瀬ヶ原・尾瀬沼縦走
6月23日

尾瀬ヶ原、尾瀬沼縦走は何時か挑戦したいと思っていた。4時40分尾瀬戸倉発のタクシーに乗る。鳩待峠に5時10分着、身支度を整え5時20分出発。梅雨時の束の間の快晴の中歩き始める。山ノ鼻に下る途中、シラネアオイや名残の水芭蕉が目を楽しませてくれる。水芭蕉の最盛期を過ぎているせいか人影も疎らである。誰もいない尾瀬ヶ原に足を踏み入れる。尾瀬ヶ原を独り占めしている感じである。前方には朝もやの掛かった燧ケ岳、後方には残雪の至仏山が望める。。傍らには水芭蕉、、ワタスゲ、リュウキンカ、タテヤマリンドウ、等が咲いていた。竜宮小屋前で軽く朝食をとる。歩き始めて3時間程で見晴に着く。見晴から沼尻は始めて歩く道である。途中はやや上り勾配であるが殆ど木道で思っていたより歩き易い。白砂峠を越えると白砂田代の湿原が広がる。少し足を進めると尾瀬沼である。沼尻の小屋の焼け跡が痛々しい。目の前には尾瀬沼が広がり背後には燧ケ岳が迫る。休憩をとった後、尾瀬沼の北側を廻り大江湿原から長蔵小屋経由で三平峠を超え大清水に下る。2時50分大清水に着いた。所要時間は9時間30分であった。快晴の中念願が叶った山旅となった。

竜宮小屋

大江湿原

リュウキンカ

誰もいない尾瀬ヶ原に足を踏み出す

名残の水芭蕉の背後に至仏山

火事で焼失した小屋跡

沼尻より燧ケ岳を仰ぐ

尾瀬沼の背後に燧ヶ岳

サンカイオウ

シラネアオイ

水芭蕉

ワタスゲ

水芭蕉の背後に燧ヶ岳

雄大な燧ケ岳

長蔵小屋

尾瀬沼

見晴らしに建つ小屋

左側に景鶴山

木道の傍らに咲くワタスゲ

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