乾徳山(2,031M)
変化に富んだ岩峰

マルバダケブキの群生地

10m程のスリルあるクサリ場

岩峰の乾徳山山頂

数カ所あるクサリ場

道満尾根に取り付く登山口


以前から気になっていた山の一つ甲州の名峰、乾徳山に登って来た。秩父市を超え雁坂トンネルを潜り西沢渓谷を過ぎ右へ折れると大平牧場に登山口がある。徳和からのコースに比べ短時間で登れるコースである。身支度を整え歩き始める。樹林帯の中、林道を何度か横切ると本格的な登山道に入る。1時間半程登ると徳和から来るコースとの合流点、扇平に着く。ここには三角形の月見岩がある。見晴らしの良い草原である。扇平からは登山道の雰囲気が徐々に変わってくる。大きな岩が増え岩峰帯に変わってくる。二カ所、三カ所と岩を超えクサリを登りながら山頂に向かう。周りも開けてくるが雲で遠望がきかない。山頂直下にある10メートル程の垂直に近いクサリを登ると山頂である。登り始めて2時間半程であった。平な場所のない岩峰帯の山頂である。山頂からの展望を期待したがガスが出たり消えたりし最後まで完全に消えることがなく期待の富士山は見えずじまいであった。山頂で昼食をとった後下山の途に着いた。乾徳山は樹林帯、草原、岩場、展望、等変化に富んだ名峰であった。

富士山は雲の中

大平牧場より乾徳山方面を望む

向こうの斜面に2匹の鹿

秋を感じる扇平

髭剃岩

山頂直下のクサリ場

三角形の月見岩

見晴らしの良い扇平

国師原との分岐

雲が掛かり展望がきかない

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