苗場山2145m 山行記(2001/8/14)
(U氏と二人で山行)
5月以来の久しぶりの山行である。苗場山は以前より是非登りたいと思っていた山である。朝4時に起床し、4時30分に家を出る。駒形インターより北関東自動車道に乗り、高崎ジャンクションから関越高速道に移り新潟の塩沢インターで降りる。津南町経由で、秋山郷に向う。更に、秋山郷からの苗場山登山口、小赤沢3合目に向う。7時15分に到着。登山口までの道は迷いやすいと聞いていたが、間違いもなく、すんなり到着できる。走行距離160キロ、所要時間は2時間45分であった。登山口の駐車場は大きく、車50台程留められ、トイレもあった。天気も時々薄日がさす絶好の登山日よりである。7時30分に歩き始める。ブナの大木が多く、思っていたより鬱そうとしていない。昨日まで雨が降っていたせいか、足元がぬかるんでいて歩きにくい。樹林帯で見通しはほとんどきかない。4合目、5合目、6合目と快調に登っていく。進むに連れ、周囲の木もブナからダテカンバに変わっていく。7合目から急登になり、クサリも4〜5カ所あった。久しぶりの山行で、体の方も少しきつい。8合目に着くとクマザサとなり急に開けてくる。ここから9合目までは、だらだらとした登りである。9合目に着くと、広大な高層湿原の一角に出たという感じだ。ここまでの所要時間は2時間40分であった。高層湿原には、イワショウブ、イワイチョウ、キンコウカ、ワタスゲ等が咲いていた。ここから、気持ちの良い木道がずっと続いている。広大な高層湿原が目の前に開けてきて、なんとも気持ちがいい。想像絶する広さで、頂上に尾瀬ヶ原があるようである。広さは何と600haとのことである。高層湿原の木道の中を50分程歩くと、苗場山頂上2145mに着く。歩き始めてから3時間30分であった。頂上がどこだか解らないくらい、頂上周辺が平らである。山小屋が二つあり、350ccの缶ビールが550円で売っていた。頂上付近の見通しのきく場所で昼食にする。高層湿原の景観を満喫した後、12時に頂上を後にする。遠くで、雷の音がするので、下山を急ぐが、やがてその音も消え、安心する。下山道も湿気で足場が悪く、苦慮するが、3時間ほどで、登山口に着く。午後3時であった。帰りは、お盆で高速道路は混んでいたので、下の道を走り、4時間30分で自宅に着く。午後7時30分であった。