大台ケ原
標高:1695m
5月21日

シオカラ谷吊橋

ツクシシャクナゲ

神武天皇像

昨日、登山口近くの民宿を探し宿泊する。仲間と民宿の女将と夕食をしながら歓談し楽しい時間を過ごした。翌日朝5時民宿を出発し大台ケ原登山口に向かう。登山口は昨日と違い平日の為車も疎らである。薄曇りで風が少し冷たい中、身支度を整え時計廻りで最高峰の日出ヶ岳に向け登山を開始する。傾斜の緩い整備された道を進むと40分程で日出ヶ岳山頂に着く。山頂は広々として開放的で展望も素晴らしい。西側には昨日登った八経ヶ岳そして大峰奥駈道の山並みが望め、東側には眼下に熊野灘が望める。展望を楽しんた後、正木嶺へ向かう。この辺りになると雲が取れ快晴になって来る。特徴ある枯れ木立を見ながら正ヶ原から牛石ヶ原を通過し岸壁で有名は大蛇嵓に向かう。東大台は枯れ木立が多いが西大台は樹木が多くなる。大蛇嵓に近づくとピンクのアケボノツツジが迎えてくれた。この辺りになると木々も増え植生も大きく変わって来る。岩場を大蛇嵓先端まで足を延ばす。目の前の岸壁にアケボノツツジが映える。先端に出ると足が竦むと思っていたが想像していた程ではない。展望を楽しんだ後、シオカラ谷吊橋まで大きく下り再度登り上げて登山口に戻る。一周5時間程の山旅であった。

<あとがき>
関西地方には関東地方のアカヤシオツツジと少し異なるアケボノツツジがまたアズマシャクナゲと異なるツクシャクナゲが咲いている。良くに似ているでその違いが解らない。大台ケ原を下山した後、宇陀市に位置する室生寺を訪ねた。室生寺は空海の開いた女人禁制の高野山に対し、女性の参拝を認めた女人高野と呼ばれている。

シロヤシオツツジ

大蛇嵓の絶壁

アケボノツツジ

シロヤシオツツジ

トウヒの立ち枯れ風景

大台ケ原最高峰の日出ヶ岳山頂

眼下に望む熊野灘

大峰山を遠望

日出ヶ岳山頂の展望台

日出ヶ岳への階段

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