尾瀬ヶ原

登山日 07.5.26 標高 1400〜1600m 天気 快晴 同行者 SA氏・O氏
所要時間:7時間30分 鳩待峠(6:15)〜山ノ鼻〜牛首〜中田代〜竜宮小屋〜下田代十字路〜三条の滝への分岐〜東電小屋〜ヨッピ橋〜牛首〜山ノ鼻〜鳩待峠(13:15)

ザゼンソウも所々に咲いている。

木道脇に咲く見事な水芭蕉

竜宮小屋に近づくとリュウキンカの花が目立つ

この辺りの水芭蕉は素晴らしい

昨年からこのメンバーで尾瀬行きを計画していたが、中々実現できず、3度目の正直でやっと実現できた。水芭蕉は5月末から6月初めが最高な時期である。今日は天気も良く絶好のタイミングである。朝4時会社の駐車場を出発する。駒形ICで関越道にのり沼田ICで降り、尾瀬戸倉に向かう。5時30分に尾瀬戸倉の駐車場に着く。出発して1時間30分であった。駐車場前の鳩待峠行きのバス亭(タクシー乗り場)は、待つ人もまばらで思っていたより、混んでいなかった。6人乗りのタクシーで鳩待峠に向かう。鳩待峠に着くと残雪を被る至仏山の雄姿が眩しい。尾瀬は04年の7月、山ノ鼻から至仏山に登って以来である。身支度を整え歩き始める。早朝のせいか、風が冷たい。整備された登山道を快適に下る。あっと言う間に、山ノ鼻である。少し休憩をとった後、上田代方面に向かい木道を進む。雄大な尾瀬ケ原の向こうにはひうちケ岳が見える。

尾瀬は何度歩いても良いところだ。特に今日は天気も良く、優美な至仏山(2228m)、鋭美なひうちケ岳(2356m)、そして景鶴山(2004m)を見ながら、雄大な尾瀬ケ原の中、どこまでも続く木道を歩くのは何とも爽快だ。足元には真っ白な水芭蕉と黄色のリュウキンカが眩しい。今日は広い尾瀬ケ原を一周したことになる。歩行時間は休憩を入れて7時間半であった。SA氏にとっては初めての尾瀬ケ原であり、さぞ堪能したのではないかと思う。次回は是非、三条の滝へ足をのばしたい。

ヨッピ橋、ヨッピ川の水量は多い。

りっぱな建物の東電小屋

東電小屋付近のリュウキンカ群生地

下田代付近の水芭蕉群生地

下田代にある第二長蔵小屋

竜宮小屋の姿が前方に見える。

中田代の水芭蕉と至仏山のビューポイント付近は水量が多過ぎて、景色は今一であった。我々もここで景色を楽しんだ後、ひうちケ岳を前方に見ながら、竜宮小屋のある竜宮十字路に向かった。ひうちケ岳の姿が段々大きくなる。木道も本当に良く整備されていて歩き易い。

中田代三又路より至仏山を振り返る

景鶴山を左前方に見ながら上田代方面に進む

快晴の中、至仏山を背後に上田代方面に向かう。

山ノ鼻より残雪の至仏山を望む

ひうちケ岳を正面に竜宮小屋へ向かう。

YAMA ARUKI

水芭蕉の最盛期であるにも関わらず、歩いている人の数が少ない感じがした。年々、尾瀬に来る人が少なくなるような気がする。水芭蕉の咲き具合も今一の感じだ。尾瀬人気も下降気味なのかな‥。人が多過ぎても自然環境を悪化させるし、少なくても、何か寂しい。最適なのは無いのかもしれない。今年中に尾瀬が日光国立公園より独立し、会津駒ケ岳等を巻き込んで新たに国立公園になれば、尾瀬人気が復活するかも知れない。

中田代のビューポイントより水芭蕉と至仏山

<登山後記>