蓼科山

登山日 07.09.22 標高 2,530m 天気 曇りのち晴れ 同行者
登り:2時間10分 蓼科神社登山口(8:00)〜将軍平(9:30〜9:40)〜山頂(10:10〜11:50)
下り:1時間40分 山頂(11:50)〜将軍平(12:15)〜蓼科山神社登山口(13:30)

蓼科山に登るのは2度目である。前回はSA氏とAR氏と三人で大河原峠から登ったが今回は妻と2人で女神湖側の蓼科山神社(7合目)から登った。大河原峠からの道は針葉樹林に覆われた細い登山道であったが、こちらからの道は針葉樹林に囲まれているのは同じであるが、道幅が広くゴロ石の登山道で明るい感じである。傾斜は思っていた程きつく無く歩き易い。シラビソやダテカンバに囲まれた登山道を1時間半程歩くと将軍平にある蓼科山荘前に出る。この小屋の前で大河原峠からの道と交差する。この小屋は若い夫婦が守っているとのことである。小屋の前で少し休憩をとる。ここからは大きな石の並ぶ急登である。傾斜のきつい登山道が山頂まで続くのが見える。大きな石を一歩一歩踏み越えて山頂に向かう。傍らにはゴゼンタチバナの赤い実や赤く染まったイワカガミの葉が目にとまる。急登を30分程登ると蓼科ヒュッテの前に出る。紅葉に染まった木々が美しい。左前方には北横岳から南八ガ岳に繋がる山並みが見える。小屋の前から山頂に向かって大きな岩塊が並んでいる。山頂は直径150m程の広さで大きな岩塊が敷き詰められているようである。何とも不思議な景色である。我々は広い山頂の西側に陣を取り、蓼科高原や白樺湖を眼下に見ながら昼食をとった。空気が澄んでいれば、北、南、中央アルプス等が望める大展望のはずであるが、今日は少し雲が掛かって遠方が望めない。何とも残念である。初秋の暖かい日差しの中、山頂の雰囲気を堪能した後下山の途についた。妻は前から登りたい山であったらしく十分満足できたようだ。

シラビソに囲まれた登山道

蓼科神社一の鳥居(7合目)登山口

蓼科神社一の鳥居からの登山道は傾斜もそれほど厳しくなく、道幅も比較的広く、山頂までゆっくり歩いて2時間程で登れ、快適である。今日は天気もまあまあで気持ち良く歩けたが、遠方は雲が掛かっていて、眺望がきかず、その点だけが残念であった。人気の山であり、登山者の多いのには驚いた。下山の後、白樺湖湖畔にある白樺湖温泉「すずらんの湯」で汗を流し帰路に着いた。

女神湖付近より蓼科山を望む

白樺湖より蓼科山を望む

白樺湖と雄大な蓼科山

赤い葉と実の付くゴゼンタチバナ

岩塊の並ぶ広い広い山頂

眼下に見える白樺湖

広い山頂の真中にある祠

蓼科山山頂(2,530m)

山頂手前にある蓼科ヒュッテ

北横岳の山容、南八ガ岳へと続く

山頂手前、紅葉が始まる

将軍平から大きい石の急登を登る

将軍平より山頂方面を望む

将軍平にある蓼科山荘

YAMA ARUKI