西吾妻山・磐梯山
秋元湖と奥に吾妻連峰
ホテル前から左、櫛ガ峰、右、磐梯山
行き:所要時間3時間55分、走行距離290キロ…自宅(4:15)〜東北道佐野IC〜郡山JC〜磐越道猪苗代磐梯高原IC〜五色沼〜天元台駐車場(8:10)
<10/6…西吾妻山>
登り(歩行時間):2時間 | 天元台リフト乗り場(8:30)〜リフト終着(北望台)(9:20)〜かもしか展望台(9:40)〜中大てん分岐(10:00)〜梵天岩(10:50)〜天狗岩〜西吾妻山山頂(11:20〜12:30) |
下り(歩行時間):2時間30分 | 西吾妻山山頂(12:30)〜吾妻小屋〜天狗岩〜梵天岩〜中大てん分岐(14:00)〜人形石(14:15)〜リフト乗り場(15:00)〜天元台リフト乗り場(16:20) |
飯豊連峰が望めるかもしか展望台
草紅葉の中、快適な木道を行く
<10/7…磐梯山>
登山日 | 07.09.06〜07 | 標高 | 1,819m | 天気 | 晴れ | 同行者 | 妻 |
紅葉に囲まれた快適な木道を行く
黄葉の向こうに安達太良山が見える
登り:2時間25分 | 八方台登山口(8:20)〜中の湯跡地(8:50)〜弘法清水(10:10)〜磐梯山山頂(10:45〜12:30) |
下り:2時間25分 | 磐梯山山頂(12:30)〜弘法清水〜お花畑〜八方台登山口(14:55) |
北側眼下に桧原湖を望む
南側、紅葉の向こうに雄大な猪苗代湖
磐梯山山頂(1,819M)
人だかりの山頂
澄み切った青空と紅葉
紅葉の中、快適な登山道
眼下に地肌を見せる櫛ガ峰
登る途中、赤く染まった磐梯山を仰ぐ
草紅葉の奥に穏かな山容の西吾妻山
磐梯山とその左に雄大な猪苗代湖
木道の奥に見える吾妻小屋(避難小屋)
草紅葉の背後に見える西大てん
<10/6 西吾妻山>
自宅を4時15分に出発し、足利県道、足利バイパスで佐野ICに向かう。佐野ICで東北道にのり郡山JCで磐越道に乗り換え、猪苗代磐梯高原ICで降りる。磐梯山の東側を巻きながら五色沼経由で西吾妻山の登山口のある天元台スキー場のロープウエー乗り場に向かう。ロープウエーを一つ、リフトを三つ利用し北望台に向かう。高度が上がるにつれて紅葉した木々が目立つようになる。ダケカンバやナナカマド、ムシカリ等の木が多いようだ。北側遠方には雪渓の残る飯豊連峰の山並みが見える。北望台で準備運動をし、かもしか展望台に向かいスタートする。初めはオオシラビソなどの針葉樹であるが、次第に背の低い自然林の木々が目立つようになり、視界が開けてくる。あっと言う間にかもしか展望台に着く。ここからの眺望は素晴らしく、北側には飯豊連峰や朝日連峰等東北の名峰が望め、東側には一切経山や東吾妻山に続く稜線が望める。辺りのナナカマドの木も真っ赤に染まっている。中大てんから整備された木道が続く、木道脇の草紅葉が輝き、所々に池糖も点在し、澄み切った空気が何とも気持ち良い。大くぼから急登を登り上げると大きなゴロ石の並んだ梵天岩である。更に少し行くと大きな石を敷き詰めたような天狗岩に出る。ここには吾妻神社が祀られている。西側には穏かな山容の西吾妻山が望める。西吾妻山山頂は天狗岩から直ぐである。山頂は樹林帯の中にあり、残念ながら眺望がきかない。山頂から西側の西大てん方面に向かうと吾妻小屋(避難小屋)がある。この辺りは展望も開け、快適な場所である。更に奥に進むと、遠方には明日登る予定の磐梯山、その左脇には猪苗代湖が望める。眺望を楽しみながら昼食をとる。紅葉、黄葉に囲まれた雲上の楽園を楽しみながら下山の途についた。
昨夜は豪華にも五色沼にあるホテルに一泊、夕食、露天風呂と贅沢な一夜を過ごした。翌朝、朝食を済ませ桧原湖の左側を通り、磐梯ゴールドラインから登山口のある八方台に向かった。八方台の駐車場は登山者で混んでいて、ぎりぎり車を留めることができた。紅葉の時期ではあるが、磐梯山の人気には驚いた。準備を整え、道路を横切った先にある登山口をスタートした。しばらく勾配のないブナ林に囲れた幅の広い登山道が続いた。この辺りのブナはまだ全く黄葉していない。30分程すると周りが開け、中の湯の跡地(廃屋)に着いた。イオウの臭いがし、昔温泉があったことを偲ばせた。裏磐梯からの道を左に分け、右側を進んだ。登山道も段々傾斜が増して、左側には桧原湖や秋元湖、右前方には磐梯山の雄姿も望めるよになった。高度が上がるにつれ、木々の紅葉も目立つようになり、朝日に輝いた紅葉が眩しい。登り初めて1時間30分程すると、眺望のきく弘法清水に着いた。ここからの展望は素晴らしく、北側には昨日登った穏かな山容の吾妻連峰が、北西側には雄大な飯豊連峰の山並みが、眼下には桧原湖、秋元湖、五色沼等が望めた。ここで少し休憩をとった後、前方に迫る磐梯山山頂に向かった。ここからは一気の登りであるが辺りのナナカマド等の紅葉が素晴らしく、疲れを忘れさせてくれた。あっと言う間に山頂に着いた。登り始めて2時間25分であった。山頂は下から見た感じと違って広いのに驚いた。360度の大展望で南側には雄大な猪苗代湖、北側には飯豊連峰や吾妻連峰、東側眼下には磐梯山のもう一方の峰、噴火の跡が残る地肌の出た櫛ガ峰が望めた。何時間見ていても飽きない眺望であった。また山頂は人、人、人、で登山者の多いのには驚いた。さすが紅葉の磐梯山である。この日はサプライズもあった。昨夜、友人夫婦から電話があり磐梯山山頂で会おうと言うのである。我々が山頂に着いてから30分後、打合せ通り、お2人が山頂に現われ、何とも感動した。山頂で眺望を楽しみながら談笑し、楽しい時間を過ごした。下りは弘法清水からお花畑経由で下山の途に着いた。
磐梯ゴールドラインを降りながら磐梯山を振り返る
下山時、櫛ガ峰の地肌
樹林帯の中の西吾妻山山頂
大きな石が並んだ梵天岩
帰り:所要時間、工事渋滞1時間含め5時間30分、走行距離250キロ…一般道の日光街道を利用(会津若松〜田島〜日光〜足尾〜自宅)途中、鶴ガ城、飯盛山、大内宿に立ち寄る。
登山の後、会津若松に足をのばし白虎隊で有名な飯盛山と鶴ガ城に立ち寄った。その後、会津田島を通り日光に向かい日光街道を南下した。途中、少し遅くなったが人気の大内宿にも寄った。日光から122号線を足尾、大間々を通り帰路に着いた。自宅に着いた時は午後11時を回っていた。盛りだくさんの山旅となった。
お花畑より磐梯山を仰ぐ
雲の中に大きな猪苗代湖を望む
見事な紅葉
錦秋の磐梯山裾野
弘法清水より櫛ガ峰
展望が開けた弘法清水
黄葉の中、中大てんに戻る
澄み切った秋空のもと、草紅葉が輝く
<10/7 磐梯山>
チングルマの紅葉
遠方に安達太良山を望む
大きなゴロ石の並んだ天狗岩と吾妻神社
<登山後記>