八方池山荘から八方池まで歩くのは10年以上前、唐松岳から五竜岳を縦走した時以来である。歩きながら右前方に白馬岳そして左前方に五竜岳や鹿島槍ヶ岳の雄姿を眺めたことを今でも鮮明に覚えている。ゴンドラとリフト2本を乗り継ぎ八方池山荘登山口まで昇る。整備された傾斜の緩い登山道を進む。傍らにはシモツケソウ、ウツボグサ、キンコウカ、等、多くの高山植物が咲き乱れ飽きることがない。八方尾根は高山植物の宝庫でこんなに多い登山道は記憶にない。曇り空の中時々薄日が射すがアルプスの山並みが見えない。花々が今が盛りと咲いている。1時間程で八方池に着いた。着いた途端、今迄雲に隠れていた白馬岳が突然八方池の上に姿を現した。まさに奇跡である。残念ながら20分程で曇り隠れてしまった。八方池に映る山々は何とも見事であった。
突然姿を現した山々
いろとりどりの草花
ガスの中に映えるシモツケソウ
ニッコウキスゲ
ゴンドラとリフト2本で登山口へ
ケルン
八方池の湖面を飾る山々
鎌池のシモツケソウ群落
アズマギク
クガイソウ
カワラナデシコ
マツムシソウ
ウスユキソウ
ワレモコウ
ヨツバシオガマ
シモツケソウ
ホタルブクロ
クガイソウ
オオバギボシ
ハクサンシャジン
八方池周辺のお花畑
ガスが掛かる稜線
ガスの中に白馬岳の雄姿
ガスの中に映える高山植物
鎌池湿原
シモツケソウを見ながら昇る
白馬槍ヶ岳
チングルマ