美ヶ原
2003.8.10 快晴 K氏夫妻と我等夫婦の4人
本来であれば9日、10日と一泊二日で立山に登る予定であったが、台風上陸のため、急遽、一日だけの美ヶ原山行に変更する。そんなことで、10日は台風一過の快晴であった。
朝6時に出発する。駒形インターより高速に乗り高崎ジャンクションから藤岡を抜け、長野方面に向う。途中、妙義山の景色が素晴らしかった。佐久インターで高速を降り、白樺湖方面に向う。そしてビーナスラインより、霧ガ峰、八島湿原を見ながら美ヶ原に向う。途中の蓼科山と八ヶ岳、中央アルプスの景色もまた素晴らしかった。
ヨツバヒヨドリの後ろに八ヶ岳
白樺湖と蓼科山
美ヶ原牧場
美ヶ原の西側は断崖になっている
カワラナデシコ
クガイソウ
王ガ頭には鉄塔が沢山建っている。またホテルもあり、観光地である。王ガ頭は美ヶ原の最高地点2023mである。ここから更に王ガ鼻に向う。道の両側はお花畑で沢山の花が咲いていた。ノアザミ、カワラナデシコ、ヨツバヒヨドリ、ホタルブクロ、ヤマオダマキ、ギボシ、マルバダケブキ、ヤナギラン、ウスユキソウ、クガイソウ、ウメバチソウ等々である。
王ガ鼻の頂上からの景色は良かった。目の前に松本盆地が広がりその向こうに槍ヶ岳をはじめてとした北アルプスが迫っている。その南側には南アルプス、中央アルプスが広がっていた。アルプスを見ながら昼食を食べる。K氏の奥さんが作ってきてくれた「そば」が美味しい。景色を充分の楽しんだ後、1時頃、元の道を戻る。
3時半に高原美術館の駐車場に着き、4時頃帰路に着く。
ウスユキソウ
ウメバチソウ
9時に美ヶ原高原美術館の駐車場に着き、9時半に歩き始める。高原美術館の外に展示されている彫刻やオブジェを見ながら牛伏山に向う。道の両側に、ハクサンフーロやマツムシソウ、アキノキリンソウ等、沢山の花が見られた。山頂は少し高台になっていて、周りが見渡せる。美ヶ原は本当に広い高原台地である。南北約8キロ、東西約4キロで、2000m級の高原台地では日本一である。牛伏山から少し下ると山本小屋があった。ここから、美ヶ原牧場の中を歩き、美しの塔を右に見ながら、王ガ頭に向う。牧場には牛が放牧されていた。景色は広々としていて気持ち良いが足元は固く登山道と違ってあまり歩き易くない。真っ直ぐな台地で単調でもある。
ハクサンフーロの群生
マツムシソウ