雪の尾瀬ガ原と錦秋の照葉峡
03.10.25 くもり時々晴れ 単独
自宅を出る時、天気はまずまずであった。赤城山西側の裾野を沼田方面に向かう途中、尾瀬ガ原のある片品方面の空はなぜか灰色の雲であった。薗原ダムの脇を通り、日光方面に向かった。途中、金精峠の路面は雪で注意との表示があった。尾瀬方面の高い山を見ると、雪で白く見えた。どうも昨夜、雪が降ったようだ。尾瀬戸倉から、鳩待峠に向かう暫くの間紅葉が素晴らしい。ところが、坤六峠と鳩待峠の分岐辺りから左右の山々は雪が積もっていた。道路にも少し雪が積もっていた。何とか、ノーチェンで鳩待峠の駐車場に着いた。今にも降りそうな雲行きになってきた。
昨年の夏、尾瀬笠ガ岳に登って以来の尾瀬である。10月末とは言え新雪の尾瀬である。尾瀬ガ原に向かう木道には新雪が5センチ程積もっていて、滑って歩きづらい。50分程下ると、山ノ鼻である。新雪の尾瀬ガ原をしばらく歩いた。後ろを振り返り、至仏山方面を見ても、見えるのは裾野だけであった。勿論山頂は望めない。また湿原も、この時期の尾瀬ガ原は草紅葉であるはずだが、今日は新雪の尾瀬ガ原で、冬到来の雰囲気であった。
坤六峠と鳩待峠の分岐
尾瀬戸倉から鳩待峠への途中
紅葉にに染まる山
真っ赤なモミジ
鳩待峠からの帰り、前から行きたいと思っていた、紅葉で有名な照葉峡に向かった。照葉峡は想像通り紅葉が素晴らしかった。赤く染まる、モミジやカエデの木が多いせいだろうか…。特に沢沿いの風景が素晴らしかった。今は雪の尾瀬、紅葉の照葉峡と冬と秋が同居している時期である。
渓谷の紅葉
j渓谷の紅葉
照葉峡風景林
カラマツ林
湿原と白樺
木道の後ろに至仏山の裾野
マユミの赤い味の上に積もった新雪
尾瀬ヶ原に向かう木道