噴煙の出る浅間山山頂部
久しぶりの浅間隠山である。この時期に登るのは初めてである。駐車所には多くの車が留まっていた。小さな沢のような湿った登山道を歩き始める。今日は快晴で山頂の展望を期待しながら足を進める。傾斜の緩い登山道が続く。突然、登山道脇にレンゲショウマを発見、隣に聳える鼻曲山にはあると聞いていたがこの山にあることは知らなかった。何とも嬉しい一瞬であった。少し立ち止まり写真撮影をした。七合目辺りから急登になる。急登を少し頑張ると尾根に出る。山頂手前になると多くの高山植物が咲いていた。マツムシソウ、シモツケソウ、マルバダケブキ、ウスユキソウ、フジバカマ、ワレモコウ、オダマキ、レンゲショウマ、等である。花を愛でながら急登を登り上げると山頂である。西側に雄大な浅間山の雄姿が南西側には八ヶ岳連峰が南側には南アルプスの山々そしてその手前に鋸型の妙義山が東に目をやると榛名山がその奥には赤城山が更に北側には日光や谷川方面の山々が望めた。素晴らしい展望を堪能した。少し休憩を取った後、下山の途に着いた。展望と高山植物に魅せられた山旅となった。
フジバカマ
浅間山の雄姿
ウスユキソウ
マツムシソウ
榛名山
レンゲショウマ
オダマキ
マルバダケブキ
シモツケソウ
山頂付近のお花畑
八ヶ岳連峰(一番右は蓼科山)
鋸型の妙義山
ワレモコウ