国道50号線を左折し桐生市街地方面に向い、更に渡良瀬川に掛る赤岩橋を渡って川内方面に行くと鳴神山川内登山口である。我が家から車で50分程である。鳴神山は近くて良い山である。駐車場には車が10台止まっていた。今日は天気があまり良くなかったのでこんなに登山者がいるとは思わなかった。冬眠している動物が目覚めるようにこの時期なると、登山意欲が湧いて来るのは私だけではないだろう。身支度を整え沢沿いの登山道を歩き始める。しばらくは杉木立の中の薄暗い登山道であるが、40分程するとあたりは自然林に変わり明るくなる。今年は暖かいので雪はないと思ったが先週末雪が降ったようで、このあたりから雪の登山道になる。山頂手前の急登の箇所は結構雪がありアイゼンが必要なくらいであった。登り始めて1時間20分程で山頂に着いた。山頂からの眺望は今一であったが近郊の根本山や仙人ガ岳などの山並が望めた。昼食をとった後、北側の赤芝回りで下山した。途中マンサクの木を探しながら歩いたら一本だけ見つけることができた。まだ時期が少し早いのかも知れない。北側の登山道には雪が積もっていたので慎重に降りた。今度は山頂がアカヤシオでピンクに染まる頃に来たいものだ。
赤芝への登山道は北斜面であり、雪で足が滑った
やっと見つけたマンサクの花
蕾が固い山頂のアカヤシオ、後は根本山
山頂からの眺望は今一であった
山頂手前の小屋
雪で足が滑り始める
30分程歩くと雪が見えてくる
登山口からしばらくは雪はない