栗生山
登山日 09.04.24 標高 968m 天気 晴れ 同行者
登り 1時間10分 栗生神社鳥居前(9:30)〜栗生神社〜稜線分岐〜ノゾキ岩〜栗生山山頂(10:40〜11:30)
下り     50分 栗生山山頂(11:30)〜稜線分岐〜栗生神社〜栗生神社鳥居前(12:20)

帰路の土手に咲くニリンソウ

一週間前、アカヤシオを求めて西上州の兜岩山に登ったが、まだ蕾の状態で、一輪も見ることができなかった。リベンジのつもりで妻と栗生山(968m)に登った。122号線水沼駅の次の信号を左折、しばらく行くと栗生神社の登山口に着く。駐車場は車を4〜5台置くのがせいいっぱいだ。身支度を整え栗生神社の鳥居を潜りスギ木立の長い階段を登り始める。階段の上には古い建物の栗生神社本殿があった。この本殿は1790年に建立されたと言う如何にも歴史を感じさせる建物である。脇には樹齢1200年のすぎ(御神木)立っている。根回りが14m、高さ46mの大木である。神社左奥の登山道に入る。杉木立であるが、枝おろしがしてあり、思ったより明るい登山道である。ただ、道がコンクリトで歩きずらい。少し行くと急傾斜の土の登山道に変わり、急登が山頂まで続く。山頂手前まで登ると木々の間からアカヤシオがそこかしこに見えてくる。山頂付近のアカヤシオが期待できる。稜線に出て左に折れ左のピークに行く。5分程でピークに着くが、ピークまでの稜線南斜面にはアカヤシオが見事に咲いていた。来た道を戻り、分岐を過ぎるとノゾキ岩と言われる大きな岩がある。この岩の上に登ると視界が開け、正面に赤城山が望める。今日は山頂付近に雲が掛り全景が望めなかった。ノゾキ岩から急登を登り上げると栗生山山頂である。木々に囲まれているが、北側には枝越しに袈裟丸山が望める。山頂北斜面はアカヤシオの木が多い。盛りは過ぎたと言うがまだまだ十分見栄えのするアカヤシオであった。アカヤシオの中で食べる昼食は何とも美味しい。足を滑らさないよう注意をしながら下山の途に着いた。今年始めてのアカヤシオに十分満足できる山行となった。

山頂北斜面のアカヤシオ 後に袈裟丸山を望む

栗生山山頂

分岐に咲くカタクリの名残

ノゾキ岩の上より赤城山を望む

ノゾキ岩

アカヤシオを見ながらの稜線歩き

稜線の南斜面のアカヤシオ

眩しい新緑

ヒトリシズカ

杉木立の急登

透かし彫りの本殿

樹齢1200年の御神木と本殿

静かな杉木立

登山口より階段を登る

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