登山日 | 09.05.20 | 標高 | 1787m | 天気 | 快晴 | 同行者 | 妻 |
登り:3時間 | 牧の戸峠登山口(8:30)〜沓掛山(9:00)〜扇ヶ鼻との分岐(10:00)〜中岳との分岐(11:10)〜山頂(11:30〜12:30) |
下り:2時間15分 | 山頂(12:30)〜扇ヶ鼻との分岐(13:30)〜沓掛山(14:30)〜牧の戸登山口(14:45) |
昨日は久住高原荘に泊まった。登山口まで車で20分程である。今日は天気予報はあまり良くなかったが、幸運にも快晴になった。やはり自分は晴れ男かも知れない。多くの登山者がこの牧の戸峠登山口から登るようである。登山口にある駐車場は広く、清潔なトイレもある。身支度を整え、コンクリートでできた階段状の遊歩道を登る。沓掛山までは観光客でも登り易いようになっている。急登の階段を登り上げると展望が開けた沓掛山に出る。左側遠方には双耳峰の由布岳も見える。登山口から山頂までずっと展望のきく山も珍しい。沓掛山周辺にはミヤマキリシマが多く咲いていた。ここからは傾斜が緩く歩き易い公園のような登山道である。展望も素晴らしく、左前方には星生山、右前方には扇ガ鼻を見ながら快適に歩く。傾斜はなく平坦な道がどこまでも続く感じだ。このあたりが西千里ガ浜の草原である。途中大きなくぼ地がある。そこには避難小屋とトイレが設置されている。急登を少し登ると左側には硫黄岳や雄大な山容の三俣山が見える。硫黄岳からは僅かではあるがガスが噴出している。岩肌も白く草木は全くない。ここから1時間程、急な登山道となる。これを左側から登りあげると九重山山頂である。山頂からの展望は素晴らしく、阿蘇山や祖母山、そして由布岳等も遠望できた。飽きることのない眺望である。九州の最高峰はこの九重連峰にある中岳(1981m)である。おおらかな歩き易い登山道、変化のある山々、そしてミヤマキリシマと、魅力的な要素が凝縮された山である。
九重山を仰ぎながら登る
所々に咲くイワカガミ
沓掛山より展望の広がる登山道が続く
山頂より中岳の吊尾根を望む
山頂より由布岳を遠望
山頂より阿蘇山を遠望
九重山山頂
中岳との分岐
中岳の吊尾根
珍しい虹が見える
雄大な三俣山
くぼ地にある避難小屋とトイレ
扇ガ鼻との分岐
展望の良いおおらかな登山道が続く
アズマシャクナゲが岩陰に咲く
歩き易い登山道
岩に張り付くミヤマキリシマ
山肌に咲くミヤマキリシマ
沓掛山に咲くミヤマキリシマ
沓掛山より阿蘇山を遠望する
沓掛山までは観光地の雰囲気
由布岳を遠望する
三俣山を見ながら登る
解放的な牧の戸峠登山口