帝釈山・女峰山
登山日 09.07.14 標高 2,483m(2,455m) 天気 晴れ 同行者 S氏
登り:4時間00分 志津登山口(7:30)→馬立→富士見峠→帝釈山(11:00〜11:30)→女峰山山頂(12:00〜12:30)
下り:3時間30分 女峰山山頂(12:30)→唐沢小屋→馬立→志津登山口(16:00)

梅雨明けの瞬間、帝釈山から女峰山を縦走していた。たまたま、その日が梅雨明けの日であった。自宅を出発する時は梅雨の晴れ間と言う感じでいたが、梅雨明けは帰ってから知って驚いた。7時30分、男体山の北側に位置する志津の登山口を出発する。林道を馬立に向かう。馬立を更に直進し富士見峠に向う。右前方にはこれから登る帝釈山から女峰山への山並が見える。志津の登山口から富士見峠まで約2時間、こんなに長い林道は初めてである。富士見峠で少し休憩をした後、右に曲がり、帝釈山に向かう。ここからが本格的な登山道で、樹林帯の登山道は思っていたより傾斜がある。登るに従って傾斜は緩くなり背後には男体山や大真名子山、小真名子山の姿が見え隠れする。辺りはハクサンシャクナゲの花が咲いている。山頂付近の花が期待できる。登山道わきの木々の高さが低くくなると辺りが開け、帝釈山山頂である。山頂からは遠方には残雪が少し残る巻機山や平ガ岳が、その手前には尾瀬の至仏山やヒウチガ岳が、更に手前には日光白根山、男体山、大真名子山、小真名子山の山々が望めた。山頂付近はハクサンシャクナゲが群生し、花と展望の両方が楽しめる雰囲気であった。少し休憩と取った後、三角形の姿が美しい女峰山に向かった。稜線はハクサンシャクナゲに囲まれた気持ちの良い登山道であった。所々切れた場所もあるが危険な感じはしない。稜線歩きを楽しんでいると、あっと言う間に女峰山山頂である。素晴らしい山頂はいつまでもいたい気分にさせられた。山頂に赤薙山方面から長い登山道を登って来た女性の登山者がいた。赤薙からの道はいつかは登りたい登山道である。山頂で眺望を楽しんだ後、唐沢小屋経由で下山の途に着いた。

展望が見事な帝釈山山頂、背後、左より男体山、大真名子山、子真名子山

崩れた山肌

唐沢小屋

唐沢小屋へのガレ場をトラバース

女峰山山頂より稜線を振り返る

女峰山山頂、空は梅雨が明けた感じ…

女峰山に続く稜線

ハクサンシャクナゲと背後は日光白根山

ハクサンシャクナゲと背後は男体山

帝釈山山頂への登山道より女峰山を望む

コバイケソウの蕾

ギンリョウソウ

富士見峠

鹿害防止のネット

左、帝釈山、右、女峰山の山並

HOME