山行日 | 09.09.05 | 標高 | 2,353m | 天気 | 晴れ後曇り | 同行者 | H氏、I氏 |
登り:4時間40分 | 戸隠キャンプ場登山口(5:50)〜一不動避難小屋(7:25〜7:40)〜五地蔵岳(8:30〜8:40)〜九勢至(9:30)〜高妻山山頂(10:30〜11:30) |
下り:4時間 | 高妻山山頂(11:30)〜五地蔵岳(13:10)〜一不動避難小屋(14:00)〜戸隠キャンプ場登山口(15:30) |
前夜、戸隠キャンプ場で車中泊をする。翌朝5時に起床、身支度を整え5時50分、牧場入口を出発する。丁度朝日が昇る時間と重なる。正面には五地蔵岳がはっきり望める。広大な牧場では牛がのんびり牧草を食べている。念願の高妻山であり気持ちが高ぶって来る。大洞沢を右に左に渡りながら高度を上げる。滑滝のクサリ場を登り、帯岩のクサリ場をトラバースする。クサリ場は足場がしっかりしているので危険は感じない。急登を登り上げると一不動の避難小屋に着く。避難小屋は思っていたより綺麗で泊まることも可能である。ここから、二釈迦、三文殊、四普賢とポイントを通過し五地蔵岳に向かう。ここから山頂までが長いアップダウンが続く。時々晴れ間が見え隠れするがはっきりしない。天気が良ければ、三角形の見事な山容の高妻山が望めるはずであるが中々見えない。登山道傍はネマガリダケが邪魔をして歩きにくい。六弥勒、七薬師、八観音を過ぎ八丁ダルミからが急登である。歩きづらい急登を1時間程登り上げると十阿弥陀に着く。ここから少し奥に進むと高妻山山頂である。歩き始めて4時間40分掛った。思っていた通り登り応えがあった。1時間程山頂にいたが、辺りは雲で覆われ展望はきかなかった。なんとも残念であった。山頂で百名山完登の76才の男性と会った。この年齢になってもこのような厳しい山に登れるとは凄い。山頂で充分休憩した後下山の途についた。下りは登りの時以上にアップダウンの辛さを感じた。高妻山は想像通り厳しい山であった。これで北信5岳の内3座(妙高山、飯縄山、高妻山)を登ったことになる。近いうちに残りの2座(黒姫山、斑尾山)にも登りたいものである。
トリカブト
オヤマリンドウ
<後記>
ミヤマアキノキリンソウ
シラヒゲソウ
山頂付近 秋の気配
可憐なトガクシコゴメグサ
下山後、黒姫にある友人のログハウス立寄った。新築した12年前に1度寄らせてもらったことがある。彼は快適のログハウスライフを楽しんでした。羨ましい限りである。お風呂、食事等、大変お世話になった。今度またこの近くの山に登った時は是非寄らせてもらいたいものである。
広大な戸隠牧場
展望が今一つであった高妻山山頂
高妻山山頂
山頂手前、十阿弥陀
五地蔵岳山頂
帯岩のクサリ場をトラバース
滑滝のクサリ場を登る
朝日を浴びながら戸隠牧場を登山口に向かう(三角形の山が五地蔵岳)