長瀞アルプス
2月14日
魅力の低山ミニ縦走

 長瀞アルプスは私の好きなコースの一つである。長瀞の町を眼下に見ながらミニ縦走が出来き、冬晴れの中、歩くのに最適である。昨年9月の高妻山以来の3人による山行である。昨夜、雪が舞っていたので、どの程度雪が積もっているのかなと思って出掛けたが、長瀞へ向う車道に殆ど雪はなく、問題ない状態であった。野上駅の直ぐ近くにある長瀞役場に車を留め、身支度を整え歩き始める。今日は昨日の寒さが嘘の様に晴れ渡り気持ち良い日だまりハイクびよりであった。満福寺脇が登山口になっている。登山道には昨夜降った雪が薄ら積もっていたが、歩くのには全く問題ない。登山道脇の木々の枝は雪化粧して、キラキラと輝いていた。木々のすき間から長瀞の町が見え隠れする。平坦の道を一歩一歩楽しみながらゆっくり歩く。途中、アスファルトの道を少し通過し、北側から長い階段を登り上げると宝登山山頂である。今日は天気も良く、ローバイの満開の時期でもあるので山頂付近は大変な人だかりであった。残念ながら今年は雪の影響か、いつもの年のローバイの輝きがない感じであった。でもローバイの他、紅梅や福寿草なども咲いていて充分に楽しめたひだまりハイクであった。

宝登山山頂から宝登山神社へ下る途中、杉木立を伐採し、ツツジ、カエデ、モミジ、ヤマザクラ等の木々を植えていた。環境改善や観光化が目的なのか理由は良く分からないが、山全体を全面的に見直しているようである。個人的には大賛成である。山全体が四季の変化に応じて春緑や紅葉等が楽しめるようになるばかりでなく、山容が明るくなり、今以上に魅力のある山になると思う。

下山途中、遠方の上越国境には真白に雪を被った谷川連峰、更にその東側には男体山等、日光連山の山々が望めた。今日はローバイ、紅梅等の花々やミニ縦走を充分堪能できた。帰りに満願の湯で汗を流し帰路に着いた。

ローバイ園の背後に武甲山を望む

ミツマタの木

ロープウエーの傍らに咲く福寿草

登山道に殆ど雪はない

紅梅

白梅

宝登山山頂(497m)

宝登山への最後の登り

青空に輝くローバイ

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