西沢渓谷は以前から一度歩きたいと思っていた。一番良い時期は紅葉の時期かも知れないが、混雑しないであろう梅雨前のこの時期に歩くことにした。ひょっとしたら、名残のシャクナゲが咲いているかも知れないと期待しながら行ったが、残念ながら一輪も咲いていなかった。5月末であれば咲いていたかも知れない。確かに帰りの道にはシャクナゲの木が多くあった。自宅を6時半に出発、本庄から児玉へ、更に、秩父から大滝村を通過し、雁坂トンネルを抜け、9時、西沢渓谷に到着した。自宅を出発して2時間半であった。駐車場は思っていたより混んでいた。身支度を整え歩き始める。歩き始めると直ぐに車両侵入禁止のゲートがあった。笛吹川添いの林道をしばらく歩き、渓谷に入って行く。二俣吊り橋を渡ると「大久保の滝」「三重の滝」「竜神の滝」「恋糸の滝」「貞泉の滝」「七ツ釜五段の滝」と見事な滝が連続した。新緑の中、瀬音を楽しみながら、沢沿いを歩く。滝巡りの渓谷なので雪解け水の多いこの時期も良いかも知れない。帰り道は沢沿いではなく、トロッコの軌道跡を歩いた。ゆっくり歩き、休憩を含めて約4時間程のコースであった。
七ツ釜五段の滝
母胎淵
竜神の滝
三重の滝
雁坂トンネルを抜けたのは大菩薩嶺に登って以来2度目である。帰り、トンネルを抜けた後、三峰神社に立ち寄った。私自身この神社にお参りするのは数年前、ここから雲取山に登って以来である。秩父神社の近くにある蕎麦処で大好きな蕎麦を食べ帰路に着いた。