仙人ガ岳

登山日 05.3.13 標高 663m 天気 曇り時々晴れ 同行者 AR氏
登り:1時間40分 岩切登山口(8:30)〜熊の分岐(9:40)〜山頂(10:10〜10:30)
下り:2時間30分(正味) 山頂(10:30)〜火災跡地(11:00〜12:10)〜猪子峠経由岩切登山口(2:10)

 友人と一緒に7時30分、自宅を出発した。国道50号を桐生方面に向かい、松原橋の信号を左折した。更に、足利方面に行き小俣駅を左折、猪子峠手前の岩切登山口に向かった。8時10分、登山口脇の駐車場に着いた。身支度を整え、8時30分、岩切登山口より沢沿いを歩き始めた。登山道もしっかりしていて歩き易い。沢を何度も左右に渡りながら進む。斜面も緩い。30分程すると左手に古びた生不動尊の建物があった。また、所々に鉱山の発掘跡もあった。この辺りはその昔マンガンが採れたようである。そして、まだ咲いてはいないが、カタクリやニリンソウの群生地と書かれた表示があった。あと一ヶ月もしないうちに花も咲くであろうと思いながら、眺めた。熊の分岐の手前は急登であったが、あっと言う間に熊の分岐(尾根)に出た。展望の良い熊の分岐で少し休憩を取った後、山頂に向かった。歩き始めて1時間40分、仙人ガ岳山頂に着いた。山頂は木々に囲まれてはいるが、木々の間から、鳴神山、赤城山、袈裟丸山、男体山等も見えた。山頂で眺望を楽しんだ後、下り始めた。稜線からの展望が気持ち良い。途中、マンサクの花も所々に見えた。この山には春一番に咲くマンサクの花が多い。暫く、稜線を下って行くと、火災の跡地に着いた。目の前が開け、左側には赤雪山、眼下には松田川ダムが、そして、遥か前方には春霞みの掛かった筑波山も見えた。展望が良いので、ここで昼食を取ることにした。昼食と展望を充分楽しんだ後、下山の途に着いた。ヤセ尾根の中、左右の眺望を充分楽しみながら、猪子峠の登山口まで歩いた。途中は自然林で気持ちの良い登山道であった。仙人ガ岳は4月になると、カタクリ、ニリンソウ、アカヤシオ等が咲く花の山となるのでは…と思いながら帰路に着いた。

稜線から赤雪山を望む

眼下に見える松田川ダム

春一番に咲くマンサク

稜線脇に咲くマンサク

山頂より男体山方面を望む

山頂より袈裟丸山方面を望む

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