物語山
登山日 | 05.4.9 | 標高 | 1,019m | 天気 | 快晴 | 同行者 | 単独 |
登り:70分 | 登山口(8:30)〜コル(9:05)〜物語山西峰(9:10〜9:20)〜物語山山頂(9:40〜10:30) |
下り:50分 | 物語山山頂(10:30)〜物語山南峰〜登山口(11:20) |
山頂手前のコル、正面には妙義山
西峰山頂、背後には妙義山
大きな浅間山が目の前に見える
一ヶ月ぶりの山行である。平野部は桜が満開である。アカヤシオには少し早いと思ったが、下見のつもりで西上州の物語山を目指した。信越高速の下仁田インターで降り、下仁田の市街地を抜け、佐久方面に車を走らせた。途中、道路沿いの桜が満開である。サンスポーツランドと書かれた看板の所を左折して林道に入った。林道は悪路であるが、15分程で登山口に着いた。車が4〜5台程停まれるスペースがあった。歩けば40〜50分は掛かるであろう。歩き始めると枯れた沢があった。そこを渡ると直ぐ急登が始まった。最初は杉林であったが、暫く登ると自然林に変わった。途中、マンサクの花がいくつも咲いていた。背面には特徴のある荒船山が見え隠れした。急登を30分程登り詰めると稜線に出た。左側、物語山西峰、右側、物語山山頂の道標があった。コルから正面には妙義山の山並みが望めた。左側に進み、5分程で眺望の素晴らしい西峰山頂に着いた。山頂は北側が開けていて、左側前方には荒船山、物見山、八風山、そして、右隣には少し雪を被った大きな浅間山が、そして、右前方には谷急山から裏妙義、更に表妙義の特徴ある山並みが望めた。西上州の山はどの山に登っても浅間山の眺望が良いがこの物語山から見た浅間山が最高かも知れない。暫く眺望を楽しんだ後、コルに降り、物語山山頂に向かった。山頂までは20分程であった。山頂付近にはアカヤシオと思える木が沢山あった。開花までは2〜3週間程掛かりそうである。満開は4月下旬から5月の連休位かもしれない。満開になったらさぞかし素晴らしいだろうと思えた。山頂(1,019m)からも北側の眺望が素晴らしく、眼前に浅間山、浅間隠山、高岩、谷急山、裏妙義山、表妙義山、遠くには真っ白な谷川連峰の山並みが望めた。山頂で景色を堪能した後、下山の途についた。車で林道を走らせながら背面を見ると、メンバ岩と物語山の全景が望めた。今回の山行、アカヤシオは残念であったが、素晴らしい眺望に恵まれた。物語山は前から気になっていた山の一つであった。この山は5月始めのアカヤシオの咲く時期と秋の紅葉の時期が良いかも知れない。
マンサクの花の背後に荒船山
マンサクの花が多い
表妙義山(金洞山、白雲山、)
物語山(1,019m)山頂、背後に妙義山
特徴ある荒船山の岩峰
神津牧場と物見山
谷急山から裏妙義の山並み
登山道の路肩にスミレの花
メンバ岩の岩峰
下仁田の集落と背後に表妙義
林道より物語山を望む