前から気になっていた上越国境に位置する稲包山への山行であったが、トラブルがあり残念ながら登頂を果たせなかった。今回、赤沢スキー場からではなく林道経由で山頂を目指したが登山道に崩れた箇所があり、前に進むことができなくなってしまったのである。ショックなことがもう一つあった。林道に熊のフンらしきものが沢山あったことである。この辺りの山に熊が数多く出没することは知っていたが、その証拠を目の当たりにしびっくりした。若しかしたら熊と遭遇するのではと、ヒヤヒヤの山行でもあった。いつもより鈴の音を大きくしながら歩いた。鈴の効果か幸い遭遇しなくて済んで良かった。今回の山行で唯一ラッキーだったのは秘湯の法師温泉に入れたことである。一軒宿の長寿館は以前から興味のあった温泉だったからである。今回は残念な山行になってしまったが紅葉の時期にリベンジを果たしたいものだ。
ショウジョウバカマ
フキノトウ
落ち着いた風情の法師温泉、長寿館
新緑が眩しい
崖崩れの林道
平標と仙ノ倉山
谷川岳を遠望
林道沿いの残雪
沢筋の雪渓