登山日 | 05.4.29 | 標高 | 1,032m | 天気 | 晴れ | 同行者 | 妻 |
登り:1時間20分(休憩除く) | 登山口(8:30)〜コル(9:10)〜山頂(10:00〜10:30) |
下り:1時間(休憩除く) | 山頂(10:30)〜手前ピーク(10:40〜11:30)〜登山口(12:20) |
昨年に引き続き、アカヤシオを期待して西上州の三ツ岩岳に向かった。先週の土曜日が満開だったと友人に聞いていたので少し遅いのではないかと不安を抱きながら、信越道を走った。下仁田インターで高速を降り、市街地を南牧村方面に進む。今日は天気も良く、連休初日でもあるので、混んでいるのではないかと思いながら、登山口まで向かった。登山口に向かう途中、三ツ岩岳の山頂がアカヤシオでピンクに染まっていたので、少し安心した。登山口傍にある駐車場も西上州の山にしては珍しく20台程車が停まれるのでないかと思われるほど広い、また、きれいなトイレもある。昨年は右回りで急登を登ったので今年は左回りで登ることにした。(こちらの道は途中尾根に出て、変化のある尾根歩きが楽しめる。)歩き始めると、スミレ、ニリンソウ等の花も路肩に咲いていた。杉木立の中の登りではあるが、明るく気持ちの良い登山道であった。杉木立が自然林に変わると尾根に出た。この辺り新緑も眩しい。
山頂手前の稜線に出ると少し遅いとは言え、辺り一面がアカヤシオのピンクで染まっていた。昨年に比べると少し劣るものの、見応えがあった。一緒に来た、かみさんは感動したようだ。山頂で眺望を楽しみながら休んでいると、多くの登山者が登って来た。落ち着かないので、少し休んだ後、少し下った所のピークに向かった。そこから山頂を望むと全山がピンクに染まっている姿が見えた。そこで眺望を楽しみながら、ゆっく昼食をとった。大休止の後、下山の途に着いた。降り始めたところ、岸壁の下に竜王大権現を祭った祠があった。下山道は杉木立の中の急登を降りたが歩きずらい。登った道を下った方が良かったかも知れない。次回来る時は是非そうしたい。やはり三ツ岩岳のアカヤシオは素晴らしい。西上州でナンバーワンかも知れない。
手前の小ピークより山頂を望む
尾根を飾るアカヤシオ
全山がピンクに染まる
アカヤシオの背後に西上州の山並み
山頂より鹿岳方面を望む
三ツ岩岳山頂(アカヤシオの花びらはすでに落ちている)
淡い黄色のヒカゲツツジ
ニリンソウ
ミツイワスミレ?
尾根づたいに、眺望を楽しみながら歩いた。ミツバツツジが所々に咲いていた。赤紫色が新緑とマッチして本当に素晴らしい。景色も良く登山道も歩き易い。上り下りを幾度か繰り返しながら山頂に向かった。途中カタクリの群落もあった。(時期は少し遅い!)また、山頂手前の急登のところに黄色のヒカゲツツジが咲いていた。笠丸山でも見たが、この辺りの山にはこのヒカゲツツジは多いようだ。山頂付近にも沢山咲いていた。
カタクリの名残
稜線に咲くミツバツツジが眩しい
新緑の尾根に出る、ここから尾根歩き
杉木立の向こう側の新緑が眩しい