<8月10日>
3度目の正直でやっと念願を果たせた。1度目は体調を崩して鏡平で2度目は悪天候で双六小屋で撤退を余儀なくされた。今回は体調に天気にそして仲間に恵まれ念願の鷲羽岳と水晶岳の登頂を果たせた。前日の10日、自宅を午後1時に出発し登山口のある新穂高温泉駐車場に午後5時半頃到着した。車中泊で明日の登山に備えた。S氏が都合が悪くなりH氏と二人での山行となった。
シシウドガ原で休憩
秩父沢を渡る
<8月11日>
前夜は車中泊と言うこともあり、良く眠れなかったが朝4時に起床し5時出発する。今日は鏡平を超えて双六小屋まで行く予定である。途中、秩父沢、シシウドガ原と高度を上げる。10時30分鏡平に到着。残念ながら槍、穂高の山並は雲の中で、鏡池に映らない。鏡平で休憩した後、急登を弓折乗越まで登り、稜線を双六小屋に向かい、午後2時小屋に到着する。
鷲羽岳を源とする黒部川源流の表示
鷲羽岳(右)水晶岳(左)を振り返る
三俣山荘に戻る(今日宿泊予定)
お花畑を下る
西鎌尾根が槍ヶ岳へ続く
双六池より笠ヶ岳を遠望
朝5時、双六小屋を出発し鷲羽岳、水晶岳を登り、午後3時30分、三俣山荘に戻る。行動時間は10時間30分であった。天気に恵まれ満足できる一日となった。三俣山荘はあまり混んでいないので、今日もゆっくり眠れそうである。
山頂付近の雪渓
水晶の岩肌
昨夜は前日の寝不足もありしっかり眠れた。山小屋も平日のせいか布団一枚に一人とゆったりとしていた。双六小屋は部屋も清潔で対応も親切で素晴らしい山小屋である。朝4時に起き朝食後、5時山小屋を出発する。幸いにして天気も絶好で登山日和である。まずは三俣山荘に向かう。三俣山荘の目の前が雄大は鷲羽岳である。今日は鷲羽岳と水晶岳を登る予定であり、気持ちを引き締め歩き始める。
<8月12日>
鷲羽岳、水晶岳に登る予定であった2日目が快晴で本当にラッキーであった。北アルプス中央に位置する山頂からは北アルプスの名峰が殆ど見えたのではないかと言う程の大展望であった。また。稜線に咲くチングルマ、ハクサンイチゲ等多くの高山植物にも堪能した。飛岳温泉で汗を流し、安房トンネル経由、松本ICで高速に乗り帰路に着いた。
鷲羽岳を振り返る
三俣山荘を振り返る
鷲羽岳を望む
目の前に迫る水晶岳
野口五郎岳
水晶小屋、背後は野口五郎岳
鷲羽池
鷲羽岳(2,924m)山頂
弓折岳への登り
弓折岳への登山道𦚰に咲くニッコウキスゲ
鏡平、槍、穂高の山並は雲の中
双六小屋で休憩
背後は三俣蓮華岳
チングルマの変化
槍ヶ岳を遠望(山荘前より)
眼前に迫る鷲羽岳(山荘前より)
黒部川源流を渡る(沢沿いを下る)
快適な稜線、背後に常念岳
りっぱな双六小屋
双六小屋が近づく
残念ながら槍ヶ岳、穂高の山並が映らない池
鷲羽岳と双六小屋を振り返る
稜線より槍ヶ岳を望む
朝5時30分、三俣山荘を出発する。天気は曇りで今一である。今日は双六小屋、鏡平経由で新穂高温泉に下る予定である。歩き始めると天気は回復するが、少しすると又曇ってしまった。帰りは高山植物を楽しみながら歩いた。
<8月13日>
鷲羽岳を振り返る
笠ヶ岳
雄大な薬師岳を遠望
カールが特徴な黒部五郎岳を遠望
三俣山荘前より雄大な鷲羽岳を仰ぐ
三俣山荘
槍ヶ岳を遠望
鷲羽岳(右)と水晶岳(左)を遠望
歩き始めて直ぐのご来光
トリカブト
稜線上に咲くハクサンイチゲ
弓折乗越(笠ヶ岳との分岐)
鏡平小屋を眼下に見る
岩場で狭い水晶岳(2,986m)山頂
槍ヶ岳から穂高の山並を遠望
鏡平より弓折岳へ
鏡平小屋