薬師岳・夕日岳

登山日 05.5.8 標高 1,420m(1,526m) 天気 晴れのち曇り 同行者 S氏、AR氏 場所 栃木
登り:2時間30分(休憩除く) 細尾峠登山口〜薬師の肩〜薬師岳〜薬師の肩〜三つ目〜夕日岳
下り:2時間(休憩除く) 夕日岳〜三つ目〜薬師の肩〜細尾峠登山口

薬師岳への途中、アカヤシオの後に皇海山

薬師岳山頂(1,420m)より男体山を望む

6時30分、会社の駐車場を出発した。122号線を大間々から足尾に向け、車を走らせた。日足トンネルの手前を右側に折れ旧道に入った。荒れた道(あまり悪い道ではない)を5〜6キロ走ると、細尾峠の登山口に着いた。7時50分であった。すでに、道路沿いには20台程の車が停まっていた。思っていた以上に人気のある山のようだ。身支度を整え8時に歩き始めた。明るい自然林の中、傾斜の緩い登山道をゆっくり歩いた。辺りに見えるミツバツツジはまだ蕾みである。高度を上げて行くにつれて、期待のアカヤシオも見られるようになった。薬師の肩を過ぎると眺望も良くなり、北側には男体山、大真名子山、女峰山等、日光の山並みが、そして、西側には袈裟丸山から皇海山等の姿も見ることが出来た。薬師岳山頂は360度の大展望であった。また、周りはアカヤシオの群生地でもあった。山頂で眺望を楽しんだ後、薬師の肩に戻り、夕日岳に向かった。夕日岳への道は多少のアップダウンはあるものの快適な稜線が続いた。三つ目の分岐に近づくにつれ、夕日岳全体がアカヤシオのピンクで染まっているのが見えた。三つ目から見る夕日岳への登りはかなり急登に見えたが、思いの他、歩きやすい道であった。アカヤシオで囲まれた山頂に着いた時、残念ながら日光連山には雲が掛かっていた。但し、残雪の残る日光白根山が望めた。山頂で少し休んだ後、三つ目まで戻り、昼食をとった。ゆっくり休憩をとった後、下山の途に着いた。薬師岳、夕日岳、そして、それを結ぶ稜線のアカヤシオは最高であった。登った時期も良かったようである。来年もまた来たいものだ。ところで、この道はその昔、修験者が、修練の場として使った道のようである。確かにそんな雰囲気のある道であった。

夕日岳山頂(1,526m)より日光白根山を望む

夕日岳山頂より男体山を望む

全山がピンクに染まる夕日岳

快適な稜線歩き

いまが盛りのアカヤシオ

稜線の所々にオオカメノキがあった

薬師岳山頂よりピンクに染まる夕日岳を望む

薬師岳山頂よりアカヤシオと日光連山を望む

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