木曽駒ケ岳・宝剣岳

山行日 05.7/28〜29 標高 2,956(2,931)m 天気 快晴 同行者
登り:2時間30分 菅の台(6:00)〜しらび平(6:40〜6:53)〜千畳敷登山口(7:00〜7:20)〜乗越浄土(8:10〜8:20)〜宝剣岳山頂(8:50〜9:00)〜宝剣山荘(9:20〜9:30)〜中岳(9:50)〜木曽駒ケ岳山頂(10:20〜11:20)
下り:1時間55分 木曽駒ケ岳山頂(11:20)〜駒ケ岳頂上山荘(11:55)〜乗越浄土(12:25)〜剣ケ池〜千畳敷登山口(13:15〜14:00)〜しらび平(14:10〜14:20)〜菅の台(15:00)

<7月28日>

モミジカラマツ

カラマツソウ

シナノキンバイの群落

昨夜、自宅を8時に出発し、信越高速、中央高速を乗り継いで、駒ケ根インターで降り、バス乗り場のある菅の台駐車場に午後11時15分に着いた。朝5時まで車の中で睡眠をとり、6時12分発のバスに乗った。天気も絶好、人気の木曽駒ケ岳であり、朝一番であったがバスを待つ行列ができていた。バスは40分、しらび平でケーブルに乗り換え、7分程で、千畳敷に着いた。身支度を整え、千畳敷カール、お花畑の中を乗越浄土に向け歩き始めた。前方に宝剣岳が聳えた、急登の八丁坂辺りは今が盛りと花が咲き乱れていた。特にシナノキンバイの群落は見事であった。又、振り返ると伊那谷の向こうに、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳等、南アルプスの山並、そして、その背後には富士山が望めた。急登を登り上げると、周囲が開けた乗越浄土であった。北側には、中岳、南側には宝剣岳、東側には伊那前岳が望めた。少し休憩し、宝剣岳に向かった。

千畳敷カールのお花畑、特に、ミヤマクロユリやコマウスユキソウ等を期待しての山行でもあった。期待に違わず、沢山の花を見ることができた。千畳敷カールのシナノキンバイの群落は本当に見事であった。

<花コーナー>

宝剣山荘を右に見ながら、少し急な登山道を中岳に向かう。この辺りは眺望を楽しみながら歩ける。中岳山頂から、少し下り、一度鞍部に降りる。ここから、急登の登山道を山頂に向け進む。あっと言う間に木曽駒ケ岳山頂に着いた。山頂には大きな祠もあり、広々として、眺望をゆっくり楽しめる雰囲気であった。昼食をとりながら、360度の眺望を堪能した。1時間程休んだ後、馬の背経由で、鞍部に戻り、中岳の巻き道を通り、乗越浄土より、八丁坂を下り、剣ケ池経由で下山の途に着いた。

宝剣岳山荘から宝剣岳に向かった。途中一箇所切り立ったクサリのある場所を通過するが、思っていた程危険な感じはしなかった。山頂からの眺望は素晴らしく、南側、稜線の向こうには、形の良い空木岳が望めた。又、北側には重厚感のある独立峰、御嶽山が、そして、東側には南アルプスの山並み、更にその北側には八ガ岳の山並みが望めた。宝剣岳の山頂は狭く、廻りも切り立っているので、長居はしないて、宝剣山荘の所まで戻り、中岳山頂から駒ケ岳に向かった。

北アルプスの西側に乗鞍岳の雄姿

甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳等、南アルプスの山並

重厚感のある独立峰、御嶽山

宝剣岳よる稜線の向こうに空木岳を望む

八丁坂から伊那谷の向こうに南アルプスを望む

しらび台から千畳敷までケーブルで上がる

タテヤマリンドウ

コマウスユキソウ

チングルマ

タカネツメクサ

ヨツバシオガマ

イワツメクサ

ミヤマダイコンソウ

オヤマノエンンドウ

タカネグンナイフウロ

頂上木曽小屋

山頂にあるりっぱな祠

穂高、槍ケ岳、笠ケ岳等、北アルプスの山並み

広々とした木曽駒ケ岳山頂

狭い宝剣岳山頂

岩峰の鋭い宝剣岳を望む

宝剣山荘の背後に中岳を望む

乗越浄土より伊那前岳を望む

ケーブルの発着所、しらび平

キバナノコマノツメ

アオノツガザクラ

イワカガミ

千畳敷カールの中、シナノキンバイの群落

千畳敷カールとハクサンイチゲ

バスを待つ人の多い菅の台バス停

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