四阿山・根子岳
四阿山に登る途中、左前方に根子岳を望む
登り:2時間50分 | 登山口(7:10)〜小四阿山〜中四阿山〜四阿山山頂(10:00〜10:30) |
下り:3時間 | 四阿山山頂(10:30)〜根子岳(12:00〜13:00)〜登山口(14:30) |
眼下に根子岳を望む(尾根が登山道)
登山日 | 05.9.18 | 標高 | 2,354(2,207)m | 天気 | 快晴 | 同行者 | AR氏・S氏 |
混雑していた四阿山山頂
傾斜の緩い登山道を根子岳山頂へ
快適な白樺林の登山道を下る
AR氏宅を5時出発、前橋南インターより、高速にのり、信越高速の上田・菅平インターで降りた。菅平スキー場を通り抜け、牧場管理事務所脇の駐車場に6時45分に着いた。天気も絶好で登山口から、北アルプスの山々も背後に見えた。登山口は大きな牧場の脇にある。歩き始めは白樺の樹林帯で、気持ち良く歩けた。傍らには、リンドウ、マツムシソウ、アキノキリンソウ等の秋の花々が可憐に咲いていた。登山道は傾斜も緩く歩き易い。小四阿を過ぎ、少し下って、中四阿に登り返すと、箱庭のような登山道になった。左前方には根子岳、右前方には四阿山、そして、背後には北アルプスや後立山連峰の峰々が望めた。高度を上げるにつれ、眺望も素晴らしくなった。あまり高くない木々の中を暫く登ると山頂手前の平坦な場所に出た。根子岳と四阿山との分岐もある。夏であれば、お花畑になるであろうと思えた。平坦な登山道を、少し登ると、祠のある、四阿山山頂に着いた。百名山だけあって、山頂は人だかりであった。鳥居峠等からの登山者も多いようだ。山頂で眺望を楽しんだ後、根子岳に向かった。根子岳への鞍部に下りる登山道は急で、非常に歩きにくかった。鞍部から根子岳への道はクマザサの道で周りが開けていて快適で、気持ち良く歩け、あっと言う間に根子岳山頂に着いた。根子岳山頂も人だかりであった。ここからの眺望も、四阿山山頂に負けない位、素晴らしかった。ゆっくり昼食をとった後、下山の途に着いた。
<花コーナー>
山頂より白根山、横手山、岩菅山を望む
山頂手前平坦部より四阿山山頂へ向かう
噴煙を上げる浅間山(左)
中四阿付近の稜線より四阿山を望む、箱庭のような登山道が続く、眺望も素晴らしい
ワレモコウとアザミ
ナナカマドの赤い実
リンドウ
マツムシソウ
10年程前、四阿山にバラキ湖コースを登った。また、根子岳には昨年の9月に、今回と同様に菅平から登った。今回は、二つの山を一緒に登りたかった。同行した二人は、どちらの山も初めてであり、さぞがし、堪能したであろうと思う。初めに四阿山に登り、続いて根子岳に登ったのは正解であった。特に、中四阿付近の登山道は箱庭のようであった。また、四阿山と根子岳の鞍部から根子岳への登山道は、広々としていて、大菩薩峠のような景観であった。この鞍部、クマザサの間にリンドウの花が目立った。四阿山山頂から、眼下に見る根子岳、根子岳山頂から望む四阿山、どちらも素晴らしかった。天気にも恵まれ絶好の登山日よりとなった。
ミヤマアキノキリンソウ
ツリガネニンジン
根子岳山頂より四阿山を望む
平で広い根子岳山頂
牧場脇の登山口より、四阿山へ向かう
背後に湯ノ丸山(左)と烏帽子岳(右)が見える
シラタマノキ
ウスユキソウ
山頂手前の根子岳と四阿山の分岐
<登山後記>