大小山

今年になって初めての山行である。昨年より一週間程早いスタートである。足利市と佐野市の境に位置する大小山は標高314mと低いが、山頂からの展望も良く地元の人に愛されている山である。時期が早いので登山者はあまりいないだろうと思っていたが、駐車場に来てびっくり、50台程の車が留まっていた。そればかりか、ツアー登山と思える人が30人程集まっていて、リーダーの説明を聞いていた。ツアー客を横目に阿夫利神社前の登山口で見晴しコースを左に分け妙義山コースを歩き始めた。初めは急登であるが直ぐに展望のきく稜線に出た。標高は低いが、左右の展望のきく稜線歩きが気持ち良い。あっと言うまに山頂(妙義山314m)に着いた。山頂は狭いが多くの登山者でいっぱいであった。山頂からの眺望は素晴らしく、男体山、日光白根山、皇海山、浅間山、八ガ岳、筑波山、そして南側には富士山の雄姿も見え、360度の大展望であった。山頂に来て人気のある理由が分かった。ここから南に下り、大小山ピーク(282m)で眺望を楽しみながら昼食をとった。休憩の後、南に下り、もう一つのピークを過ぎ左に曲がり、阿夫利神社に向かって降りた。小さいながらも稜線歩きや山頂での眺望が楽しめ、今の時期、日だまりハイクが楽しめる山である。

登山口までの道が分かりにくい。50号線の足利市を過ぎ富田町駅手前にある栗田美術館の所を左に曲がる。暫く走り、信号のない所を左折し、大小山の真下にある阿夫利神社前登山口に向かう。駐車場は大きい。栗田美術館は陶磁器の美術館で世界一の規模とのことだ。今度来た時は是非寄りたいものだ。

<登山後記>

駐車場より大小山を望む

左側が妙義山、右側が大小山

日光白根山・男体山を望む

妙義山山頂よりみかも山を望む

登り初めて直ぐに稜線に出る

稜線より大小山(282m)を望む

大小山より妙義山を望む

赤城山を望む

登山日 06.1.22 標高 314m 天気 快晴 場所 足利市 同行者 単独
コース・歩行時間:2時間30分 阿夫利神社前登山口〜妙義山〜大小山〜阿夫利神社前登山口
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