2月とは言えない程暖かい日である。1月から2月の初旬まではかなり寒かった気がしたが、このところ温度が上がって来た。赤城山麓の忠治温泉の駐車場に車を留め、不動の大滝に向かい歩き始めた。日だまりハイクと言うには少し暖か過ぎる。途中所々に大きな石が落ちていたが危険な程ではない。落ち葉の柔らかい登山道を歩くのは気持ちが良い。温度が上がっているので、凍っていたツララが溶けて水滴になって落ちている。途中、「滝沢不動尊」や「忠治の岩屋」を見ながら、沢沿いの道を大滝に向かった。沢の水量もいつもの年に比べて多い気がした。「忠治の岩屋」の前で知人のK氏夫妻にばったり会った。このような場所で会うのは本当に珍しい。何とも奇遇であった。そうこうしている内にあっと言う間に不動の大滝に着いた。今年は寒かったので、滝の周囲に氷が少し残っているかなと期待して来たが、氷は全くなく、下の方に僅かに残っている程度であった。大滝は春のように水量が多く雄大な滝であった。滝壷付近には虹も出ていて何とも素晴らしい景観であった。滝の脇で大量のマイナスイオンを感じながらゆっくり昼食をとった。
帰りに赤城神社の中にある名水をくみに立ち寄った。人が多いのにはびっくりした。10人以上の人が列をなしていた。この名水場は何時来ても混んでいる。足利市や高崎市の方からも名水を求めて来ているようだ。